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2015年09月08日(火)更新

無印良品・有楽町店のリニューアルオープン

小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田
 

無印良品が青山に直営1号店を開業したのは1983年のことでした。

30代前後に仕事で近くまで行った時に中に入ったのを覚えています。
でも正直言って、その時はいまひとつぴんときませんでした。
 

1号店の開業から32年後の9月4日(木)に、
会社から10分程のところにある「無印良品有楽町店」がリニューアルオープンをしました。



今回は1階~3階までの全フロアを改装し、無印良品の最大の旗艦店として生まれ変わりました。

 


オープンの翌日に大阪出張から戻り、そのまま会社に戻る前に立ち寄りました。
開店30分後ということで店内はゆったりとした感じです。

しかし、1時間半ほどの滞在時間中に時間が経つにつれ客数が増え、
カフェでは列ができるほどのにぎわいでした。
 

リニューアルで大きく変わったのは住空間ゾーンです。
無印良品最大の売場面積を生かし、家具や寝具、リビング、ファブリックなどが
これまで以上に充実しました。

しっかりした軸に基づき、テイストが統一されたコーディネートは見事です。
 


また、「MUJI INFILL0(ムジ インフィルゼロ)」、「MUJI INFILL+(ムジ インフィルプラス)」といった
無印良品のリノベーション事業を体験できるコーナーも登場しました。


また、これまでは3階で展開していた書籍コーナー「MUJI BOOKS」は、
2階に場所を移し、東日本一の規模に拡大されました。



天然の無垢材を使用したオリジナルの書棚が並ぶ売場内には、
選りすぐりの書籍2万冊が並んでいます。
 
無印良品の商品とそれに関連した書籍を融合した複合売場は、
無印良品の世界観をさらに奥深く見せています。

本のテーマとセレクトも独特の感性を感じます。これは今回の大きな見どころのだと思います。
ちなみに本のセレクションは、編集工学研究所の松岡正剛所長によるものです。

無印良品のコンセプト発案者の一人であり、日本のグラフィックデザイン界を代表する
故田中一光氏の自宅蔵書棚を再現したコーナーもありました。
 

さらに、くつろぎながら着席して、好きな本に目を通して選べる
テーブルと椅子が用意されているのもうれしい。

近くに100円でコーヒーが買えるコーヒーマシーンが設置されています。
味はいまひとつ、それとゴミ箱がなかったのが残念でした。
 

あまり時間がなかったため、2階の「Cafe&Meal MUJI」は
レジへの行列を見た瞬間入るのを諦めました。

近いので、また今度ゆっくりと入ろうと思います。
 


 
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