大きくする 標準 小さくする

2014年04月26日(土)更新

違いを明確にすることから生まれるコミュニケーション

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

今日は天気も良かったので、浅草、銀座をウォッチングしました。

吾妻橋のアサヒビールのビアホール「フラムドール」で飲んだ
墨田川ブルーイング 下町エール」、おいしかったあ。
 

浅草と銀座を歩きながら感じたのはアジアの観光客の多いこと。

銀座4丁目の交差点に立っていると、聞こえてくる外国語ばかりです。
目をつむるとここはどこなのかと思ってしまうほどです。
 

そういえば、先日読んだ「不可能を可能にするビジネスの教科書」の中で、
星野リゾートの代表の星野佳路さんがこんなことを言っています。

「2017年にインバウンド(海外から日本を訪問する観光客)と
アウトバウンド(日本から海外に出て行く観光客)が逆転する」
 
インバウドがアウトバウンドを上回ることにより、さまざまな課題が予想されますが、
とくにコミュニケーションの問題が大きいですね。


ところでコミュニケーションってよく使いますが、その意味はどう理解したらいいのでしょうか。
 
一般的には、意思や感情、思考を伝達し合うことがコミュニケーションと言われています。
意思の疎通、心の通い合いということから、
和気藹々とした雰囲気になることをコミュニケーションととらえる見方が少なくありませんね。
 
それは、共通点を見つけることがコミュニケーションのポイントいう考え方につながっています。

もちろん、これも大事なことだと思うのですが、
コミュニケーションって共通点からしか生まれないのでしょうか。
 

個人的には、コミュニケーションはお互いの違いを認識し、理解し合うことだと思います。
共通点を探すために、違いから目を背けるのは本当のコミュニケーションではないように思います。
 
経営も同じです。異なる価値観の人たちがひとつのことを成し遂げようとするのですから、
お互いの違いを認めることがまず先決。
それを前提としてどうしたら物事がスムーズに進むのかを話し合うことがコミュニケーションです。
 

コミュニケーションがうまく行っていないと感じたら、
共通点ばかりに目がいっていないか、違いをきちんとお互いに認めてあっているか、
そこから始めるのがいいようですね。

まあ、長年いっしょに暮らしているかみさんとのコミュニケーションが
一番難しいのですが・・・。
 


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