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2014年04月24日(木)更新

「なぜ」を考える習慣

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


先日、「在り方」「やり方」「動き方」ということをブログに書きました。
今回はその続きのような話です。

 
繁盛している店や売れている商品を前にしたときのことです。
どうしたらお客様が来るのか、売れるのか、それを知りたくなるのが普通ですよね。

同業者であればあるほどなおさらです。
とくに気になるのはその「やり方」や「動き方」です。
 

しかし、「やり方」や「動き方」は、繁盛できた人、売れた人がなし得たことです。
それをそのままあなたが受け入れてもうまく行く保証はどこにもありません。

それをなし得た人やコトやモノには、必ず固有の背景があるからです。

 
大事なのはやり方、動き方を生み出すもとになった「在り方」です。

この在り方に着目する人は思ったよりも少ないですね。
なぜならば、すぐに取り組めるやり方や動き方の方が、
手軽ですし、すぐに成果が出るという思い込みがあるからです。

 
ブランディングのコンサルティングを仕事にしているうちに、
いつの間にか「なぜ」というセンサーが常に働くようになりました。

そのセンサーがとくに反応するのは、やり方、動き方を決めている「在り方」です。
 
 
それは「なぜ」という質問になって現れます。

何が売れているのか、どのようにしてお客様を集めているのかも確かに大事ですが、
なぜ繁盛しているのか、なぜ売れているのか、
この問いこそが繁盛や売れていることの本質の理解につながります。

 
これは能力ではありません。
習慣のスウィッチを少しだけ変えることによって可能になります。

やり方や動き方の前に「在り方」はどうなのか?
この思考回路を身に付けると、おもしろいように自分独自のやり方や動き方が生まれてきますよ。

 
でもこれを本気でやろうとする人は極めて少ないのもまた事実。
身に付き、習慣化できるまではわかりにくく、面倒だからです。

だからこそチャンスなのになあ。
とくに資本力、人材力が限られた中小企業にとってこの習慣は強い味方になりますよ。




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