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2014年12月13日(土)更新

読了!「必ず結果を出す人の伝える技術」(佐々木かをり著)

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
先月末にあるところで講演をすることになり、朝が早いので会場近くに宿泊しました。
習慣という癖に近いのですが、必ず寝る前に本を開きます。
1ページも読めないときもありますし、おもしろくて眠れなくなるときもあります。
 
いつもならばバッグに読みかけの本が入っているのですが、この夜は会社に置き忘れました。
朝が早いので、すぐに寝るかなと思ったのですが、
最寄り駅を降りると目の前にブックオフがあるではないですか。
 

本棚を見ていると、講演前ということもあったので、目に止まったのがこの本、
しかも価格は100円。

ハウツー的なにおいもするので、普段ならば敬遠するのですが、
おもしろくなかったら途中で読むのをやめてもいいと言う気持ちで購入しました。

 

佐々木かをりさんの著書は随分前に数冊読んだことがありました。
あるセミナーのパネルディスカッションに出られていた時にお話しをお聞きしました。
「イー・ウーマン」のサイトも時々除いています。
 
佐々木さんの印象は勝手ながら、しなやかな女性と感じていました。



本を読んだ感想から言えば、とても参考になりました。

少し前に仕事で久しぶりに激怒したことがあります。
まあ、いろいろな要因はあるのですが、こちらの指示が曖昧なだったことも確かです。
 
本書には、伝えるためのノウハウや方法が随所に紹介されていますが、
伝える技術の本質はこの曖昧性の排除にあるように感じます。

日本人はこの曖昧性をある意味ではとても好みます。
 
場の雰囲気を壊す、空気を読めない、それはそういうもの………
これらから生まれる批判を恐れるあまり、
曖昧だったり、まあまあですますことが多いのだと思います。
 
本書には「使ってはいけない言葉22」、「使いたい言葉12」が掲載されています。
これはとても参考になりました。

前者は、自分に置き換えると無意識に使っている言葉だらけでした。
 

もう一つ感じたのは、聞き手に対する愛情です。
同じことを伝えるにしても相手に伝わるように、伝え方を返ることも愛情です。

伝え方だけではなく、服装もその一つと言うご指摘に反省しきりです。
 
 


1月21日(水)にブランディングセッションを開催します。



 クエストリー:http://www.questory.co.jp