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2013年06月02日(日)更新

芸人「友近」とブランディングの共通点

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

 
平日はほとんどテレビを見ません。帰宅が遅いということもありますが、
同じような芸人ばかりが出ている番組ばかりでおもしろくないのです。

それでも日曜日はわりかし見るほうで、今日もお昼にフジTVの「ウチくる!?」を見ました。
 
今日のゲストは芸人でお笑いタレントの友近さんでした。
この人は何となくだけど好きな芸人さん。






他の人がやると下品になるような、かなりきわどい内容のトークやクセのあるモノマネも
この人がやるとどことなく知性?を感じるのです。
 
ゲストの友近さんを関係のある人が語るコーナーに登場した
近藤春菜さん(ハリセンボン)と青木さやかさんを見ると
友近さんはすぐに「おっ、ショートカットコンビ」とのひと言。

二人のヘアスタイルを見てのことですが、
こういうところの視点が友近さんらしいのです。

 
事実、大学時代の友人が登場したときに、
学生時代の友近さんはいつも周囲を笑わせていたのですが、
妙に静かだなと思うとじっと人を観察していたそうです。

彼女の芸は人間観察から生まれたんじゃあないかなと思えるエピソードです。
 

しかも、ただ観察するだけでなく、それを独自性に編集する力に長けていたんだと思います。

これはブランディングでもいっしょです。

いまある「価値のタネ」をどう見るかだと思う。ただ「素のタネ」のままでは価値にはなりません。
 友近さんならばちょっとクセのある笑いに、
商売やビジネスならば顧客の幸せに変換できるかどうかだと思う。

この変換の仕方次第で単なる人まねではなく、独自性が生まれるのだと思います。
これが繰り返されると、その人ならではのスタイルが生まれます。

そんあことを感じた日曜日のテレビでした。
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