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2012年07月16日(月)更新

社用車も大事な「コンタクトポイント」です。

 「人々が幸せになるブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。



店や会社と顧客との接点を「コンタクトポイント」といいます。
ブランディングでは、この「コンタクトポイント」は重要な取り組みのひとつですが、これがなかなか曲者。
主体的にコントロールしなければ、すぐにお客様との間にイメージのギャップが生まれます。
 
「コンタクトポイント」は何が難しいのでしょうか。

まず一つ目は、「コンタクトポイント」は無限にあること。
顧客との接点ですから実に様々です。
だからこそ、意思を持って主体的に統一することが求められます。
(しかも、ときには時代に合わせた巧みな変化も必要になりますね)
 
二つ目は、目に見えるものも見えないものもあること。
五感を通じて伝わるものすべてが「コンタクトポイント」です。
店内のBGMも香りも大事な「コンタクトポイント」です。
弊社の「本物を扱う宝石店に飾る花は生花にしましょう」という提案もこの理由からです。
 
3つ目は、時間の経過によって変質しがちであること。
伝言ゲームに少し似ているのが「コンタクトポイント」です。
最初はきちんとしたものが、伝わっていくうちにどんどん変質し、
似ても似つかないものになる可能性があります。だからこそ継続性が求めあられます。
 
そんなことをブランディグではいつも考えているのですが、
今日の出勤途中に銀座3丁目のシャネルの近くで見かけた車がすごかった。


 
まあ、これを見た人は間違いなく花屋か植物関連の会社の車だと思うでしょうね。
 
茶色のボディとグリーンの人工芝が社名の「BOTANICAL」を見事に表現しています。
ネットで調べたら青山のキラー通りにある花屋「Botanical FUGA」さんの社用車のようです。
車体のマークはこの会社のロゴマーク。
 
たかが社用車、されど社用車!社用車は大事な「コンタクトポイント」です。
ここまで主体的にコントロールしていることがすごい。
しかも、デザインがユニーク、ちょっと愛嬌さえも感じます。

「Botanical FUGA」→http://fuga-tokyo.com/green/
 
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