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2012年01月21日(土)更新

今週の【ブランディング会社の社長のつぶやき】

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
  
 Facebookに毎日投稿している
 【ブランディング会社の社長のつぶやき】の
 今週分をまとめてみました。
 感じたことを気ままに書いているので、
 ちょっと脈絡がありませんが、
 一応ブランディングに関することです。

 


【1月16日(月):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランディングって楽しいのにどうしてみんな取り組まないのだろう。同質化競争がそんなにいいのかなあ。一度きりの人生なんだから、人と同じじゃつまらなくないかな。自分がやりたくて、しかも人の役に立つ仕事が必ずあるよ。大事なのは本気でそう思うかどうか。
 

【1月17日(火):ブランディング会社の社長のつぶやき】
「ブランド」の原点は家畜に押していた“焼印”のことだとよく言われますが、ちょっと首をかしげます。焼印は生産者側だけの区別だけでしかありません。商業が発達し、消費社会が出来上がると「ブランド」は生産者とお客様の関係へと変化していきます。生産者側の区別だったものが、お客様側からの区別の基準にもなってきました。
それを後押したのが18世紀の大量輸送手段の発達。これにより見たことのない品物が生活の身近に押し寄せました。同時に選択の基準が難しくなり、偽物も登場し、商標の考えが生まれました。このあたりが原点だと思うですが………。しかし、現在の「ブランド」の概念では商標だけではなく、商品、サービス、店、企業へと広がり、「価値の在り方」そのものに焦点が当たっています。
 

【1月18日(水):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランディングプロジェクトには複数の人が関わる。だからおもしろいし、またその反対に難しい。大事なのは能力や経験ではなく、物事の判断基準が同じ方向を向いているかどうか?違いの許容範囲を相等絞らないとうまくいかない。ちょっとした甘さが裏目に出ることを痛感。
 

【1月19日(木):ブランディング会社の社長のつぶやき】
同質化競争で戦っている人は「トレンド」が気になって仕方がない。しかも「トレンド」の表面をなぞっただけのパッチワークに一生懸命。ブランディングに取り組んでいる人は「トレンド」は研究するが、基本的には無視をする。人は「トレンド」になろうとして商売や経営をしているのではなく、周りがそれを「トレンド」として評価していることを知っているからです。「トレンド」の後追いはブランディングには合いません。
 

【1月20日(金):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランドの「ミッション」は精神論ではありません。「ミッション」と「行動」はセットです。横断歩道をお年寄りが大きな荷物を持って渡ろうとしています。親切心がいくらあっても、走って行って“荷物を持ちます”と言わないと親切な行動にはつながりません。「ミッション」は親切心だけではなく、荷物を持つと言う「行動」が伴って意味をなします。
 

【1月21日(土):ブランディング会社の社長のつぶやき】
「ウチの会社にブランドにつながる価値なんてものがあるのかねえ」と言う声に対して、いつも答えるのは「価値がないところはありません。気が付いていないだけのこと。価値はじっと眠ったままですよ。そろそろ起こしましょう」。本当にそう思います。世の中を幸せにする価値を経営の軸に据えましょう。
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