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2011年07月22日(金)更新

夏の夕暮れ前の夏限定の日本酒

「人々を幸せにするブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。
 


















居酒屋の起源ってご存知ですか。
「ウィキペディア』で調べてみると、江戸時代に酒の量り売りをしていた酒屋が、
その場で酒を飲ませるようになり、次第に簡単な肴も出すようになったのが始まりとか。
 
酒屋で飲む行為を「居続けて飲む」ことから「居酒」(いざけ)と言われるようになり、
そのサービスを行う酒屋は売るだけの酒屋と差別化するために
「居酒致し候」の貼紙を店頭に出していたことが居酒屋の起源だそうです。
 
さて、先日訪れたのは「表参道ヒルズ」本館3階にある「はせがわ酒店」さん。
「はせがわ酒店」さんは東京でも有名なこだわりの酒屋さんです。
亀戸が本店ですが、他にも麻布十番店、東京グランスタ店、東急二子玉川店があります。
 
「表参道ヒルズ店」は、売場面積はさほど広くないものの、
従来の酒屋さんのイメージではなくおしゃれなブティックなような感じ。
真ん中に平台の陳列什器があり、左手には様々な日本酒が天井高くまで冷蔵庫に入って展示されていました。
 
お酒を選んでいると、店内の右半分にある5席のカウンターが気になります。
二人連れの女性客とカップルが座っており、ちょうど真ん中が空いていたのでお酒をいただくことにしました。
正面にはデザイン豊かなお酒のボトルがアートのように並んでいます。


 
















オーダーしたのは夏限定の「美丈夫の純米吟醸うすにごり」。
醸造元は高知県安芸郡の濱川商店です。

シャンパングラスで出てきたお酒は、ひとくち口に含みますと、
フルーティな香りが広がり、微炭酸ですっきりと味わいです。 

何でも、ボトルの中に絹のようにきめ細かな「おり」がたまっていて、
この「おり」の中の酵母が発酵して炭酸ガスを作り続けているそうです。

本当に夏にふさわしいお酒です。
何杯でも飲めそうですが、まだ午後4時前。一杯だけいただいて席を立ちました。