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2010年04月19日(月)更新

動物の絵って描けますか?

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

昨日は親しい友人たちとの集まりで上野動物園に行きました。
友人と言ってもかつていっしょに仕事をした仲間とその奥さん、それに弊社のメンバーの計6名です。

上野動物園

正直言って、何で上野動物園なのと思っておりましたら、いろいろと仕掛けがありました。
12時に集合し、まずはイタリアンで昼食。その後、幹事が取り出したのは“あみだくじ”。
一人3つずつ選んでくじを引くと、各々に動物の名前が書いてありました。

次に配られたのがポストカードサイズの画用紙とクーピー。
幹事の言葉は“くじで決まった動物の絵を描いてください”とのこと。

僕は、“熊”と“フラミンゴ”と“ワニ”を描くことになったのですが、これがなかなか難しい。
大まかな雰囲気はわかるのですが、細部となるとどうもあやふやです。
あなたは描けますか?出来たらちょっと描いてみてください

描き終わって上野動物園に入り、描いた動物を順番に回りながら確認をすることになりました。
園内は好天ということもあり、多くの人たちでにぎわっていました。

さて、実際に動物を見ると、これが描いたものと随分違うんです。
熊の顔は思ったよりも鼻が突出していて、フラミンゴの体色はピンクよりもオレンジに近い色、
ワニの目は飛び出している………。
描いた絵は幹事が後日実物の動物の写真といっしょにアルバムにするとのことで、お見せ出来ません。
(いえ、お見せするような代物ではないのですが………)

こういうことって、実際の生活やビジネスの中でもあることです。
時々、セミナーや勉強会でも、1万円札の福沢諭吉の顔は“正面に向かって右向き、左向き?”、
紙幣の左側に書かれている金額は“10,000円、1万円、壱万円”のどれですかという質問をします。

“知ってるつもり”というテレビ番組がありましたが、経営環境が大きく変わるいま、
知っているつもり、わかっているはずが、仕事を硬直化させる要因のひとつになります。
一度、頭の中の過去のイメージではなく、現物に当たることが大事ですね。

判断は細部をきちんと見定めた上で行い、決断は細部にこだわらず大胆に行う
というのがいま求められる経営のポイントではないでしょうか。

でも、何十年ぶりに入った上野動物園はすごく楽しかったですよ。


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