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2009年03月19日(木)更新

ブランドブック

こんにちは、「店がブランドになることを支援プロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

昨日は富山に日帰り出張でした。
長年の付き合いがありますお取引き先のお店に行ってきたのです。

4月から入社する社員の研修資料づくりの打ち合わせでした。
15年ほど前にこのお店の「スタッフマニュアル」という
社員教育用の資料を作成しました。
それから毎年少しずつ見直しをして改定しています。

昨年からは名称を「ブランドブック」という名前に変更しました。
店というブランドを維持し、高めるためのガイダンスという意味合いからの変更です。

今年も4名の新入社員が入ります。
細部に渡りチェックし、手直しの打ち合わせをしてきました。
全部で40ページ近い資料になります。

とくにミッションの関するところは
「経営理念、基本コンセプト、行動指針、行動基準、行動実行テーマ」と
細部に渡り繰り返し、店の目指すべき方向がまとめられています。

ミッションは基本的にはシンプルであるべきですが、
それを伝えるためには、具体的に、具体的に細分化する必要があります。
また、重複しても繰り返し、繰り返し発信することです。
一言で伝わることなどないのですから。

また、昨年から今年にかけて、VI(ビジュアルアイデンティティ)の見直しを行い、
ロゴマーク、ロゴタイプ、ショップカラー、ショップステートメントが変更になりました。
この解説も念入りにページを取ることにしました。

こういう資料を継続して見直し、活用することは
簡単そうで、実はとても大変なことです。
目の前のことに追われていると出来ません。
しかし、ここがこのお店のパワーの源のひとつになっているのです。

この資料をもとに、4月に新入社員はもちろんこと、
昨年途中入社した社員、そして1年経った社員の研修を行うとのことでした。
とくに1年経った社員の研修が大事と社長は語っていらっしゃいました。
さすがです。

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