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2016年11月21日(月)更新

本好きの虫が思うこと

読書の秋ですね。
自宅と会社の机の上に読みたい本が山積み状態になっています。

読みきっていない本がたくさんあるのに、
おもしろそうと思うと書店ならばすぐに持ってレジに、
ネットならばカートに入れてしまします。

しかし、たまってくると、読んでいないことが少しストレスになります。

子供の頃から本当に好きでしたので、読むことに抵抗はありません。
問題はなかなか時間が取れないことです。でもこれって言い訳かもしれない。

読書のためにまとまった時間は取れなくても、
小さな時間を積み上げればいいことなのは、自分でも十分わかっているつもりです。

例えば、1日に15分間の読書を365日間続けると、
5475分、つまり91時間以上の読書時間が取れるということです。

こんな見方もできます。

●01の法則・・・Ⅰ.01×365日=37.8 
●99の法則・・・ 0.99×365日=0.33  

コツコツと努力したものと、少しだけとさぼったものでは、
1年後には計算上では1230倍の差になります。

やっぱりコツコツと本を読もうと思うのです。


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「1月度ブランディングセッション」のご案内
 


◆テーマ
「~書店に学ぶ~リアル店舗だからこそできるあたらいいニーズの作り方」
     
●日 時:2017年1月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:広瀬一成 氏 株式会社 アサヒ商会 代表取締役
人生をときめかせる文房具専門店「Hi-NOTE」を作った理由
 
文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、ネット通販のシェア拡大や大手との競争により、苦戦を強いられ、迷走を続けていました。社内のモチベーションも著しく低下していたのです。
そのアサヒ商会に2009年6月に入社、同年12月に3代目社長に就任した広瀬社長は、様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、新しい展開をスタートさせたのです。
リニューアル後の6年間で、売上高は約175%、来店客数は280%の伸びを示しています。また、2012年には2店舗目の伊勢崎店をオープンさせました。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
TEL.03-5148-2508  FAX.03-5148-2705

2016年11月20日(日)更新

久しぶりに欲しいモノ

まさに小春日和にふさわしい晩秋の1日、暖かな日曜日でした。

午前中のランニングは10.21km、ラップは6min/km、
昨夜は2時頃まで起きていたので、やや睡眠不足でしたが、気持ちよく走れました。


画像はイメージです。


ランニングの時はいつもはウエストポーチにi Phoneを入れているのですが、
今日はGショックの腕時計のストップウォッチ機能を使いながら走ってみました。

時間を気にしながら走ることはあまりなかったので、ちょっと新鮮な体験でした。
でもね、人って体験すると欲が出るんだなあと思うことがあったのです。


午後仕事をしながらFBを見ているときのことです。
知り合いがフルマラソンに出場したコメントが投稿され、
そこにランニングウォッチの「Garmin:ガーミン」のことが書かれていました。


Garmin:ガーミン・・・デザインがちょっとなあ。

たまたま今日はGショックを使っただけで、
実はランニングウォッチのことはそれほど興味はありませんでした。

というよりも、ランニングウォッチの知識もなかったし、必要性も感じなかったのです。

ところが「Garmin:ガーミン」は何とGPS機能が付いているというではないですか。

たかが時計にGPS機能ですよ、でもすごく気になるのです。
他にも、いろいろとランナーにとっていいよなあという機能が装備されているのです。


ものに対する執着はこの年齢になるとさほどありません。
しかし、このランニングウォッチはすこぶる惹きつけられました。

それから30分ほど、ネットでランニングウォッチを検索していました。

EPSONやSEIKOのスポーツウォッチもいいと思うし、Gショックの高機能のものもいいなあ。
SUUNTOというブランドのGPSウォッチも気になります。


このEPSONが気になるのです。
デザインもオーソドックスです。


とうことで、久しぶりに買うかどうか相当迷っている自分がいます。
そんな自分をみると、つくづくモノの価値って不思議だと思うのです。

おそらく、100人いればランニングウォッチに興味を示すのは数人だと思います。
でもその数人は相当強い思いでランニングウォッチをあれこれと調べると思うのです。

間違ってウチのカミさんにランニングウォッチを勧めても買うことはありません。
当たり前のことですが、価値を感じないからです。


ニーズのボタンの掛け違い・・・これってランニングウォッチだけのことではありません。
目指すべき対象者を替えるだけ、大きく支持を集める商品やサービスがたくさんあります。

あなたの価値を支持してくれるのは誰ですか?

ちなみに、ランニングウォッチを購入するかどうか、
購入するとしたらどれがいいのか・・・まだ迷っています。

でも欲しいなあ。GPS機能は必要ないから、初心者向けのモノを買おうかなあ。

2016年11月18日(金)更新

「ないもの」探しよりも、「あるもの」探し 

ちょうど1年前に千葉から都内に引っ越しをしました。
その時に思い切りモノを処分しました。

それほど好きな言葉ではないのですが、いわゆる断捨離というやつです。
 
身の回りのものが、四分の一程度になってもまったく生活に支障はありません。
むしろもっと少なくてもいいくらいです。

しかし、引っ越してから、次第にモノが増えていくことに懸念を感じます。


そういえば、京都・竜安寺のつくばいには、
「吾唯知足(われ ただ たるを しる)」と刻まれています。

あれもこれもと、際限なく求めるのではなく、自分にとって必要なもの、必要な量を知る。
そして、その必要なもので満足することを知る、という意味だと思います。 



もしかすると、経営も同じではないでしょうか?

「あれがあれば、こういった条件ならば」
無意識に口をつく言葉にはっとする瞬間があります。どれも足りないことへの不満と嘆きです。
 
足りないことへ不満を言って、いくら嘆いても答えは見えてきません。
なぜならば、それは「ないモノねだり」だからです。

「ないもの」はいくら求めても、自分の足元にはやっぱりないのです。
 

「ないもの」を追いかけるよりも、目を向けるべきは目の前の「あるもの」です。

当たり前で普通のものにこそ、実は大きな価値があることに多くの経営者は気が付いていません。
 

ブランディングで大事なのは、目の前の「あるもの」を、
他にないものに磨き上げる創意と工夫です。

例えば、掃除一つでも大きなブランディングのタネになります。
 

目の前にあるブランディングの価値のタネに気が付く人とそうでない人では、
やがて大きな違いが生まれます。

思い込みを捨てて、気持ちをフラットにして自分の周りを見回してください。
 あなたならでは価値のタネはあなたの足元に眠っています。

それを掘り起こしたところが、ブランディングのステップを、
いまよりも一段上に上がれるのだと思います。
 
 
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人生をときめかせる文房具専門店「Hi-NOTE」を作った理由
 
文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、ネット通販のシェア拡大や大手との競争により、苦戦を強いられ、迷走を続けていました。社内のモチベーションも著しく低下していたのです。
そのアサヒ商会に2009年6月に入社、同年12月に3代目社長に就任した広瀬社長は、様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、新しい展開をスタートさせたのです。
リニューアル後の6年間で、売上高は約175%、来店客数は280%の伸びを示しています。また、2012年には2店舗目の伊勢崎店をオープンさせました。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
TEL.03-5148-2508  FAX.03-5148-2705
 

2016年11月17日(木)更新

もっととんがろう!  

不思議に思うことのひとつ。

商品を作ったり、並べておけば、お客様が勝手に来てくれて、
買ってくれる時代などもはやありえない。
 
モノ余りのいまは、むしろできるだけモノを少なくして暮らそうと思う人が多い。
所有することが価値ではなくなっています。
 

作ること、並べることの待つ商売から、対象者を定め、そこにアプローチし、
関係を育てていくことは当たり前だと思うのですが、
実際にそれをやっているところは本当に少ない。

 
なぜやらないのか?
それは絞り込むと販売機会が少なくなると思っているからです。
 
しかし、これは明らかに錯覚でしかありません。
それよりも、絞り込むことにより、相手の期待や要望が見えてくることの方が大きい。
 

そりゃあそうでしょう。1
00人全部を満足させることなど不可能だけれども、一人ならばできますよね。
「どうしたらいいですか?」と直接聞けばいいのだから。
 
こういうと、必ず一人のお客さまでは商売やビジネスにならないという人がいます。
でもね、似たような期待や要望を持っている人は何人かいるはずです。
 
100%同じでなくても、80%ぐらいはいるはずです。
絞ればその周辺が動きます。しかし、これはやったことがないとわかりません。
 

絞ってとんがらないことの方がリスクなのです。
どこにでもあるようならば、明らかに同質化競争に陥ります。
 
「わかってはいるんだけど」といいながら、
日々同質化競争まっしぐらみたいな状況を繰り返している企業がなんと多いことか?
 

しかし考えてみてください。
絞ればとんがりますよ。とんがれば目立ちますよ。目立てば選ばれやすくなりますよ。
 
富士山のシルエットは誰でも描けます。
記憶に残り、富士山という存在が記憶の奥底にスタンプされているからです。
 

もっと、とんがろう!
まずは目指すべき対象者を絞り込もう。理想顧客を明確にすれば、商売の仕方ががらりと変わります。
そして、その目指すべき顧客の要望と期待を、五感を研ぎ澄ませ、つかみとろう。
 
 
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社内のモチベーションも著しく低下していたのです。
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様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、
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2016年11月16日(水)更新

ブランディングには手間と時間がかかります  

「ブランディングって手間と時間がかかりすぎる」
そんなに風に語る経営者が少なくありません。

これって結局は「楽をして儲けたい」ということの
現れでしかないように感じます。

 
確かに無用なことに労力を費やすのは意味がないことです。

しかし、時間も手間もかけずに、ウチには向いていないと言って、
別な方策探しに奔放する姿を見ると、気の毒になります。
 

ブランディングってやっぱり時間がかかります。
「選ばれる理由」はそんなに簡単に育つものではありません。

すぐに結果を求めたくなる気持ちもわかりますが、
ブランディングは一過性のプロモーションではありません。
 
プロモーションはブランディングの一部に過ぎません。

プロモーションは客数や売上を作るためのプッシュ型の刺激策ですが、
ブランディングは経営のシナリオであり、お客さまを引き寄せるプル型です。
 

売り上げに一喜一憂する経営者ほどお客さまの方を見ていません。
「お客様の方を見て物事を判断する」ことがブランディングの入り口なのに・・・。

ブランディングには愚直さが求められています。
 
 
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もっととんがろう!  
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