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2014年07月25日(金)更新

​変わろうとする社員を応援する会社

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

おはようございます。今日も東京は猛暑の予報、水分補給を念入りに行いましょう。

さて、人は誰でも基本的に向上心を持っています。

もっと積極的に生きたい、もっと明るく過ごしたい、もっと自分を強くしたい、
もっと人間関係をよくしたい、もっと仕事が出来るようにしたい………

人は誰でも変わりたいと言う内なるエネルギーを持っています。
 

ただし、そのエネルギーが表に出やすい人もいれば、出にくい人もいます。

上司はどうしても自分を基準にして物事を考えます。
自分が出来ることは、部下も出来るはずだと考えます。
そして、出来ないのは本人の努力が足りないと思いがちです。
 
当然のことですが、上司は部下が早く仕事が出来るようになり、
会社の業績の向上に貢献して欲しいと考えます。
 
そのためにOJTや研修など方法は様々ですが、コストや時間を投資して、
仕事のやり方や技術を学ぶ機会を数多く作ろうとします。


 
しかし実際には周りがいくら口やかましく言っても、
本人自身が変わろうと思わなければ何も変わりません。

変わるタイミングも人それぞれによって異なります。
変わるきっかけも人によって様々です。画一的に考えることは出来ません。
 

会社や上司が出来ることは変わろうとする社員を応援することです。

勘違いされては困るのは、応援すると言うことは「自らの意思によって変わる」のを
ただひたすらじっと待つということではありませんよ。これは結果的には無関心につながります。
 

まず、本人に足りていない条件や、
足りているけどその精度が低いことに気が付いてもらうことが大事です。
 
本人は出来ていると思っているのに、
会社や上司の評価はそうではなかったとすると、それはとても不幸なこと。

このギャップを埋める取り組みが大事です。
 


「第30回ブランディングセミナー」を9月17日(水)に開催します。
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2014年07月09日(水)更新

強み、弱みの前に、まずは「事実」

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。

 
自社の強みや違いを見つけることは
ブランディングのプロジェクトで大事なポイントの一つです。

ただ、実際に取り組むと、強みと弱みを比較から考えがちです。
おおむね想定するライバルとの比較からの判断です。


「弱みは強みでくるめばいい」と語る経営者もいますが、強みと弱みの区別そのものが難しい。

物事は強みと弱みの2つで成り立っているわけではなく、
強みにもなれば弱みにもなる不可分の状態が事実です。


2極思考に慣れてしまっていること自体がちょっと怖いと感じます。
 

最初から二つに分けて考える必要はありません。
強み、弱みの区別の前に、一つの事実と考えるべきです。事実を裏付けるのはお客様の声です。

 
例えば、「駐車場が広いのでいつ行っても止められるのでありがたい」
このお客様の声が事実であり、
これを強みとするか、弱みとするかは解釈のひとつにしか過ぎません。
 
大事なのは立ち位置です。
その事実をどこに置くかで、自社の強みにもなれば、弱みにもなります。

要は事実をどのように生かすかですね。



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2014年07月08日(火)更新

社名の奥にある二つの意味

[小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。


おはようございます。梅雨の合間の青空、夏のような日差しです。
でも、夜には雨が降り出してくるとか、どうも天候が定まりませんね。


今日は僕たちの会社の名前について書きますね。

QUESTORY:クエストリー

これが会社の名前です。

2003年に法人として登記しましたので、今年で10周年です。
(あんまり実感はないのですが・・・)


たまになんですが、名刺交換をしたときなどに、
「どういう意味があるんですか?」と尋ねられます。

ご存知の方もいると思いますが、
「QUESTORY」は、「QUEST」と「STORY」を掛け合わせた造語です。



だから正確には「クエストーリー」が正しい発音ににるのかもしれません。


「QUEST」には「調査、冒険、探索」と言った意味があります。
派生した言葉に質問を意味する「QUESTION」があります。

「STORY」は「物語、話し」の意味ですね。
ここはちょっと意訳して「問題解決」と言っています。


つまり、「QUESTORY」には、

とことん調べて、問題を解決する会社

の意味が込められています。これが社名の由来です。


実は、あまり言わないのですが、もう一つ、社名の奥に意味があります。

正直言って後付けで考えたことなのですが、
「QUEST」と「STORY」を掛け合わせた造語で、重なるのは・・・

「S」「T」です。


この「S」と「T」に「とことん調べて、問題を解決する会社」の仕事のルールがあります。

「S」は「SEE」を意味します。

つまり「よく事実を見る」ことです。


「T」は「THINK」を意味します。

つまり「よく考える」ことです。


「とことん調べて、問題を解決する」ためには、「よく事実を見て、よく考えること」。
「SEE」と「THINK」がなかったら、問題解決は到底出来ないと思うのです。

というのが、「QUESTORY:クエストリー」という社名の奥にある二つの意味でした。

社名は一つの記号ですが、ブランディングでは社名に込められた意味はすごく大事ですよ。




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2014年05月15日(木)更新

愚直


「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

 
日常的にはあまり使われませんが、「愚直」という言葉があります。
 
辞書で引いてみますと、
「正直なばかりで臨機応変の行動をとれないこと。また、そのさま。ばか正直。」
あるいは「正直すぎて気のきかない・こと(さま)。馬鹿正直。」と記載されています。
 

文字通り受け止めると、融通のきかない愚かなことのように感じますよね。
まあ、ポジティブではなく。ネガティブの響きを持っています。
時には軽蔑的な意味で使われることもあります。

 
でも「愚直」と「愚か」は違います。
 

仕事をしていると、壁にぶち当たるのは当然のことです。
僕も小さな会社ですが、代表ですのでよくわかります。
 
本当にこれでいいのだろうか?自分の目指していることはもしかすると独りよがりではないか?
自分の考えにとらわれすぎて、社員を道連れにしているのではないか?
 
悩み始めると眠れなくなることもあります。
(それでも生来寝つきがいい方なので、すぐに眠りに落ちていきますが)
 

敬愛している市井の托鉢者で教育者の石川洋さんの言葉にこういう一文があります。



何をしているのではなく、何を続けているのかである
 

精神論や教訓的なことではなく、ひとつのことを成し遂げるには、
常に磨き続けなければなりません。
 
磨き続けるということは、革新し続けるということです。

「愚直=愚か、辛い、地味、暗い」ではなく、
「愚直=革新、深堀り、進化、ワクワク」なのです。
 

石川洋さんは、先の一文の後に次のような文章を寄せています。
 
時代の寵児であろうと、地味な仕事についていようとそれは問題ではない。
明日どうなるかわからないからである。

真実は、いまの仕事が継続したことの延長であれば、
いつか事は成るということである。

継続には、必ず『志』や『目標』がともなうからだ。
『虚仮(こけ)の一心』というが、
一つのことをつづけると、いつか能力となるのである。

時代の流れ、体裁、損得にとらわれない、一生を貫く仕事を持ちたいものだ。

 

まだまだです。ひたすら愚直でいきます。
 

 
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2014年05月13日(火)更新

数の多さよりも、関係の濃密さ

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


生きることも、仕事をすることも、好む、好まざるを別として、
人とのつながりのなかに自分を置くということです。

なぜならば、人は関わりの中で生きているのですから。
 

人とのつながりというと、友達の数の多さを気にしたり、評価の基準にする向きが少なくありません。
FBのいいねの数を気にしたり、Twitterのフォローワーのリツイートの数に一喜一憂する人もいます。

でも、これって個人的にはまったく意味を感じません。

 
時おり、インターネットの世界とはいえども、
千人以上の人とつながっていると自慢する方にお会いしますが、
そのこと自体に違和感と言うか、不思議さを感じるのです。


 

人生を豊かにするのは、数の多さの論理ではありません。
つきあう人の数を増やすことで必ずしも豊かになれるとは思いません。

 
それよりも、希薄だったつながりを濃密なものに変えることの方がはるかに大事です。
どれだけ多くの人とつながっているのかよりも、どれだけ濃密なつながりを持っているかです。
 
さらに言うと、それを無理に濃厚にするのではなく、
自然に濃密な関係が生まれることが一番望ましいように感じます。

まあ、あくまでも個人的な思いですので・・・。




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