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2016年12月31日(土)更新

2016年に映画館で観た中から、おすすめ5作品

大晦日の午後はのんびりとジャズを聴きながら本を読んで過ごしています。
昨日から読み始めた本を読み終わったので、2016年に観た映画を整理しておこうと思います。


映画館、レンタル、Amazonビデオ、テレビなど映画を観る方法はいろいろとあります。
Amazonビデオでダウンロードした作品を、出張の移動中にiPadで観ることも多かった。

たぶん70作品くらいを観たと思いますが、今回は映画館で観たものに絞ってみます。

観た順番はバラバラですが、次の13作品(もれているのもあるかも……)を観ました。
月に1作ペースかと思いきや、全く観ていない月も、続けざまの月もあります。


『ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります』 『ハロルドが笑うその日まで』
『ブルックリン』 『無伴奏』 『シング・ストリート 未来へのうた』
『シーモアさんと大人のための人生入門』 『SMOKE』 『シンゴジラ』
『はじまりはヒップホップ』 『好きにならずにいられない』 『最高の花嫁』
『スポットライト』 『ブリッジ オブ スパイ』


この中で独断と偏見でおすすめ作品を5つ挙げるとしたら、次の5作です。
年末年始の作品選びの参考になればと思います。


『ブルックリン』
1950年代にアイルランドからブルックリンにやってきた移民の少女の物語
主役はシアーシャ・ローナン、健気な演技に泣かされました。
http://www.foxmovies-jp.com/brooklyn-movie/


『シーモアさんと大人のための人生入門』 
イーサン・ホークが初めて手がけたドキュメンタリー監督作品
87歳のピアノ教師の言葉がしみじみと心に染み込んできました。
http://www.uplink.co.jp/seymour/


『シング・ストリート 未来へのうた』
大不況にあえぐ1985年のアイルランド、ダブリンを舞台にした作品
全編に流れる80年代のブリティッシュサウンドがたまりません。
http://gaga.ne.jp/singstreet/


『SMOKE』
1995年公開作品のデジタルリマスター版です。
「人生は捨てたものではない」という気持ちにさせてくれます。
http://smoke-movie.com


『好きにならずにいられない』
43歳独身で女性経験なしのシャイな大男の恋愛模様を描いたアイスランド映画
期待しないで観たのですが、予想以上のおもしろさでした。
http://www.magichour.co.jp/fusi/



番外編は高校の一つの上の先輩の矢崎仁監督作品
『無伴奏』
小池真理子の半自叙伝的同名小説を映画化、成海璃子が素晴らしい。
矢崎仁監督の世界が濃厚に漂う作品です。
http://mubanso.com


 

2016年12月25日(日)更新

悠久の時間を重ねた化石を見ていると・・・

いまから10数年前のことですが、
カナダのアルバータ州のレスブリッジというところを仕事で訪れました。

カルガリーから3時間ほど行った
ロッキー山脈の麓にあるレスブリッジではアンモナイトが化石化した
虹色の「アンモライト」という宝石が産出されます。

仕事はアンモライトのプロモーションのための鉱山の視察でした。
秋の終わりで、すごく風の強い日だったことを覚えています。


これほど見事なものは、おそらくもう産出しないと思います。


広大なインディアンが出てきそうな草原をシャベルカーで切り崩して、
アンモライトの探すのですが、訪れた日は欠片しか見つかれませんでした。

この鉱山の近くではアンモライト以外にも
いろいろな化石が出てくるのですが、画像は崖の途中で見つけた貝の化石。




アンモナイトが生息していたのは白亜紀ですので、
いまからおよそ約1億4500万年前から6600万年前のこと。

この貝の化石はもっと新しいとは思いますが、
想像もつかないほど時間を重ねたのものであることは間違いありません。

本当は持ち帰ってはいけないのかもしれませんが、
カナダでお世話になった会社から、後日アンモライトとこの化石が届いたのです。


まあ、生きていると、いろいろなことに直面するのですが、
この貝の化石を見ていると、少しだけ気持ちが楽になります。

悠久ともいえる時間の経過を考えると、少々の悩みなどは大したことはありません。
ゆったりと構えて、起きるさまざまなことに向かい合おうと思えるのです。


┏┓
┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「1月度ブランディングセッション」のご案内
 
201611141858_1-400x557.jpg
◆テーマ
「~書店に学ぶ~リアル店舗だからこそできるあたらいいニーズの作り方」
     
●日 時:2017年1月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:広瀬一成 氏 株式会社 アサヒ商会 代表取締役
人生をときめかせる文房具専門店「Hi-NOTE」を作った理由
 
文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、
ネット通販のシェア拡大や大手との競争により、苦戦を強いられ、迷走を続けていました。
社内のモチベーションも著しく低下していたのです。

そのアサヒ商会に2009年6月に入社、同年12月に3代目社長に就任した広瀬社長は、
様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、
新しい展開をスタートさせたのです。

リニューアル後の6年間で、売上高は約175%、来店客数は280%の伸びを示しています。
また、2012年には2店舗目の伊勢崎店をオープンさせました。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
TEL.03-5148-2508  FAX.03-5148-2705
 

2016年12月20日(火)更新

楽しさを生み出せる力

北海道の白老町の出張から東京に戻るために新千歳空港にいます。
2時間待ちなので、ブログ書いています。

昨日の白老町のミーティング、そしてその後の懇親会はおもしろかった。
その中で感じたことですが、「楽しさを生み出せる力」って大事です。


当たり前のことですが、小さな会社、小さな地域行政が全国にはたくさんあります。

「小さい」というと、これまではマイナスのイメージだったけれども、
本当にそうなんだろうかと思うのです。

すでに価値の転換を起きているのは多くの方が肌感覚でわかっているけれども、
小さいことの優位性や強みがたくさんあると思うのです。

そうではなく、大きいこと、多いこと、範囲が広いことにこだわる人は、
視点を変えないと時代に置いていかれます。


小さいことの優位性や強みの根っこにあるのは、「楽しさ」だと思うのです。

小さいこと、少ないこと、狭いこと、
もっというと、持たないことが楽しさにつながると思うのです。

事実、若い人たちの中にはそれに対する憧れさえもあります。

これまでの楽しさは「利便性」と密接な関係がありました。

利便性が高まることで、時間が生まれ、
自由を手に入れることができるというのがこれまでの視点です。

だから、より大きく、多く、広くを自分のものにすることが
利便性を約束してくれたのです。


しかし、利便性ってある意味では欲望だから際限がありません。
もっともっとと思っても、そうはいかなくなったのです。

それよりも、見方を変えて、利便性は低いけれども、
不便の中に楽しさを見出す力が求められています。

お金の力で、何でも購入したり、誰かに頼むのではなく、
めんどうでも、自分で作ったり、自分の手でやってみる、
ここに楽しみを見出す価値観が強くなってきています。

「楽しさの質を変える」
これがブランディングの大きなテーマになってきているのを感じた北海道出張でした。



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「~書店に学ぶ~リアル店舗だからこそできるあたらいいニーズの作り方」
     
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そのアサヒ商会に2009年6月に入社、同年12月に3代目社長に就任した広瀬社長は、
様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、
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また、2012年には2店舗目の伊勢崎店をオープンさせました。
 
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2016年12月18日(日)更新

目的と目標の違い

ランニングを始めた頃は、距離も時間も関係なし、ただ走ることだけが目的でした。

これはこれで結構楽しいのですが、基本的には孤独です。
マラソン大会に出ることの楽しさは、知り合いたちからいろいろと聞かされてきました。


そこで、11月27日の江東シーサイドマラソンにエントリーしたわけです。

ところが、江東シーサイドマラソンで10㎞を走った後、何となく気が抜けました。
ここ2週間は、風邪をひいたり、仕事が忙しかったりでランニングなし。

江東シーサイドマラソンの前は、体調がいまひとつでも走ることで体調が整った感じがありました。


やっぱり走らないと身体が重たい、とくに僕の場合は肩こりがひどくなります。
肩こりがひどくなると、首がパリパリになり、頭痛がしてきます。

暖かい日曜日の今日は午後から走ろうと思いながら、
昼食後に本を読んでいると、睡魔に襲われ、昼寝。

1時間ほど眠り、眼が覚めると4時でした。


どうしようかなと思ったのですが、よしということで
着替えていつものコースを5.4㎞走りました。

今日は風もなく、暖かな夕暮れ、気持ちよく走れました。

 

走りながら思ったのは、人ってやっぱり目的と目標がないと力を発揮しないということ。

目標は目的を達成するためのステップです。
目的がはっきりしないと、目標はその場限りの達成感で終わってしまいます。

僕のランニングの目的は健康で楽しい人生を送るための一つの手段。

目的と忘れ、目標に縛られのは本末転倒ですが、
目的をはっきりさせて、小さくても目標があると、やろうという気になります。

コツコツと続け、来春にはハーフにチャレンジしようと思います。

そんなことを感じた今日のランニングでした。


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文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、
ネット通販のシェア拡大や大手との競争により、苦戦を強いられ、迷走を続けていました。
社内のモチベーションも著しく低下していたのです。

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様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、
新しい展開をスタートさせたのです。

リニューアル後の6年間で、売上高は約175%、来店客数は280%の伸びを示しています。
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2016年12月04日(日)更新

なぜ、大手量販店の真似をするのでしょうか?  

昨日、今日はお取引先のボランタリーチェーンが発行している情報誌の原稿を書いていました。

特集原稿と事例のインタビュー原稿です。合わせておよそ8,000字、なかなか骨が折れます。
 

今回の特集のテーマは「地域独立店に求められる3つの条件」。

年末の発行なので、具体的な内容は紹介できませんが、
イントロとまとめの部分には、次のようなことを書きました。
(明日書き直すかもしれませんが・・・)
 
いずれにしろ、中小店はここを腑に落とし、
地域独立店として生き残るという覚悟を決めないと、具体的なステップが踏み出せません。

具体的なステップは・・・ここでは書けませんが、やはりブランディングです。
 

大手量販店はマスマーケットを狙った商売です。

大量の広告宣伝を投入し、知名度を高め、大量集客と大量販売につなげることが成功への道です。
商品のボリューム、価格の安さ、高い知名度による安心感、ここがポイントなのです。
 
大手と同じ土俵の戦いは中小店にとっては不利ですが、
すべてにおいて負けているわけではありません。

お客さまの声の中には、「量販店は売ったら終わりという感じが強い」というものがあります。
例えば、大手量販店で名前で呼ばれたことはありません。
 
大量販売は、顧客が誰であり、何を買ったかよりも、いかに数多くの接客を行い、
販売につなげられるかを常に問われています。

先ほどのお客さまの声に続いているのは
「でも、地元の店は買ったことをよく覚えてくれている」です。
 
なぜ、大手量販店の真似をするのでしょうか?

みんなが同じように伸びられた時代はとうの昔ことです。

いまは好調な市場でも明暗があり、不況業種でも抜群の好業績の企業が存在します。
まさにまだら模様の時代といえます。
 
地域の暮らしが豊かになることが、地域独立店の役割です。
常に地域とともにあり、地域に愛される続けることがつぶれないための究極の方策です。

というよりも、地域独立店を愛するお客さまが店を潰さないのです。
 
地域独立店が生き残るには、地域に密着する覚悟を決め、
目指すべき顧客を定め、ミッションを明確にすること、そして強みを仕組みにし、磨き高め、
熱烈なファンを増やし続けることです。

結果として、必ず数字はついてきます。
 

 
先の情報誌で、地域独立店の事例として掲載するのは
下記のブランディングセッションにご登壇いただく、
株式会社アサヒ商会(代表取締役 広瀬一成さん)が運営する「Hi-NOTE」です。

ブランディングセッションでは広瀬社長に90分間のご講演をしていただき、
その後は参加者同士でディスカッションを行います。

ぜひご参加ください。


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◆テーマ
「~書店に学ぶ~リアル店舗だからこそできるあたらいいニーズの作り方」
     
●日 時:2017年1月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:広瀬一成 氏 株式会社 アサヒ商会 代表取締役
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文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、
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