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2009年03月31日(火)更新

新年度方針発表会の開催

こんにちは、「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしている
クエストリーの櫻田です。

毎月最終土曜日の午後、社員全員で
メンバーズ・ミーティングという集まりを行っています。
会社の目指すところ、翌月に重点時に取り組むことなどを
ディスカッションする会です。

今月は弊社の決算月ですので、
先週の土曜日のメンバーズミーティングは、新年度の方針発表会でした。
時間も11時からといつもより少し早め、
夕方5時までじっくりと話し合いを行いました。

最初の1時間は今年度の総括、
そして昼食をはさんで午後から1時間半かけてミッションの確認をしました。
弊社のミッションは、理念、コンセプト、行動指針の3つから成り立っています。
それと、クエストリーが大事にする5つの力という指針があります。
これもミッションの一部といえます。

ミッションは現場の仕事の中に練り込まれて本物になるというのが
基本的な考えですが、わかっているつもりでも、人のやることですから、
気がつくと少しずつぶれていきます。
それをリセットし、軌道修正をするために、
この話し合いは欠かすことが出来ません。

㈱クエストリーのミッションはこちら
http://www.questory.co.jp/tabid/68/Default.aspx

その後の2時間半は、
新年度の基本方針、重点方針、数値目標、年間スケジュールの話し合いでした。
一方的に発表して終わりという発表会ではなく、
全員で話し合って納得して理解することが目的です。
だから、時間はかかるのですが、それだけの価値はあります。
他人事ではなく、自分のこととしてとらえられるかどうかがポイントですね。

毎月メンバーズミーティング終了後は、
食事会(飲み会?)を行っているのですが、
今回はちょっと雰囲気を変えて、青山の骨董通りを西麻布方面に歩き、
奥に一歩入ったところにある「カルミネ・クラ」というイタリアンのお店に行きました。

和食を思わせるエントランスを入ると、蔵を改造した雰囲気のお店があります。
ちょっと隠れ家風のお店で、ワインも料理もおいしくみんな満足。

クラ・カルミネ
まるで和食のお店のようなエントランスでした

クラ・カルミネはこちら
http://www.carmine.jp/

というわけで、クエストリーはいよいよ明日から新年度のスタートです。
新年度も、お取引き先のお役に立てますようがんばりますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。


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2009年03月26日(木)更新

第1回ショップブランディング実践塾を開催しました

こんにちは、「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしている
クエストリーの櫻田です。

昨日、弊社主催の第1回ショップブランディング実践塾が開催されました。
今回の実践塾のテーマは「ブログの達人になって店のファンを作る」

講師は2月のショップブランディングセミナーで特別講演をお願いした
久米繊維工業株式会社の代表取締役、久米信行さんでした。

久米信行さんのブログ
http://kume.keikai.topblog.jp/

久米さんの講演に続き、参加者のブログの品評会を行いました。
一つひとつ納得できることばかりで、実践的で本当に濃い内容でした。
久米さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
僕もあらためてブログのパワーを実感しました。

実践塾1
ブログ品評会の様子

参加者の皆さんからは、次のようなお声をアンケートでいただいております。

すぐ実行してみたいこと、
・プロフィールはきちんと書かなければいけないこと、
 署名を行うことが大切ということ、早速今日から実行します
・ブログタイトルと説明文、プロフィールの変更
・ブログを始めたいです。どのシステムを使えばよいでしょうか?
・何から始めたらいいのか、また電話します。
・ブログを書こうかと思えた。
・ブログのさらなる見直しです。
・自社はモノづくりの企業のため、ご出席者のほとんどが
 物販の方なので、久米さんのサイトへの助言は非常に興味深く参考になりました。

もっと詳しく聞きたいこと
・アクセス数の増加推移と売り上げの関係
・始めてから疑問が出て来ると思います。その時にアドバイスして
 頂けたらありがたいです。
・始めてからいろいろ思いつくと思います。
・久米社長の話の中にもありました商材撮影の講座やってほしいです。
・少し頭の中を整理します。(情報が多すぎるため)

ご意見、ご感想
・今回も素晴らしいセミナーでした。
・具体的に行動に移せることなので、やりがいがあります。
 聞いて終わりにならないので、よいと思います。
・とても参考になりました。ありがとうございました。
・まだブログを開設しておりませんが、本日の勉強会は
 大変モチベーションの上がる有意義なものでした。
・メンバーへのブログ参加について参考になりました。
 またブログに対しての気遣いが大切と久米社長のお話を聞いて思いました。

終了後に弊社で行ったおでんを食べながらの懇親会も大いに盛り上がりました。
熱心なお取引き先に支えられて、
仕事をさせていただける喜びをあらためて感じております。

実践塾2
楽しかった懇親会、ここでの話も貴重でした。

第2回ショップブランディング実践塾は、4月22日(水)です。
ぜひご参加ください。

ショップブランディング実践塾の目的と今後の予定は下記をクリックしてください。
http://www.questory.co.jp/tabid/69/Default.aspx

株式会社 クエストリー 代表取締役 櫻田弘文


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2009年03月21日(土)更新

社員ブログのバナーが出来ました

こんにちは、「店がブランドになる」ことを支援プロデュースしている
クエストリーの櫻田です。

弊社には僕も含めて5名のメンバーがいます。
久米信行さんの影響で、昨年11月から全員がブログを書き始めました。

最初は戸惑っていたメンバーも、いまでは最低週1回は更新しています。
みんな個性的なメンバーですが、先週それを象徴するかのような
メンバーズ・ブログのバナーが出来上がりました。
下記のバナーをクリックして、ぜひお読みいただければと思います。

来週の25日には、「ブログの達人になって店のファンを作る」をテーマに
第1回ショップブランディング実践塾を開催いたします。
講師は久米信行さんにお願いしています。
終了しましたら、開催報告をいたしますね。

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㈱クエストリー 金田ブログ

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㈱クエストリー 岡本ブログ

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㈱クエストリー 橋本ブログ

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㈱クエストリー クドウブログ

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㈱クエストリー 櫻田フォトエッセイブログ

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㈱クエストリー 櫻田ブログ

2009年03月19日(木)更新

ブランドブック

こんにちは、「店がブランドになることを支援プロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

昨日は富山に日帰り出張でした。
長年の付き合いがありますお取引き先のお店に行ってきたのです。

4月から入社する社員の研修資料づくりの打ち合わせでした。
15年ほど前にこのお店の「スタッフマニュアル」という
社員教育用の資料を作成しました。
それから毎年少しずつ見直しをして改定しています。

昨年からは名称を「ブランドブック」という名前に変更しました。
店というブランドを維持し、高めるためのガイダンスという意味合いからの変更です。

今年も4名の新入社員が入ります。
細部に渡りチェックし、手直しの打ち合わせをしてきました。
全部で40ページ近い資料になります。

とくにミッションの関するところは
「経営理念、基本コンセプト、行動指針、行動基準、行動実行テーマ」と
細部に渡り繰り返し、店の目指すべき方向がまとめられています。

ミッションは基本的にはシンプルであるべきですが、
それを伝えるためには、具体的に、具体的に細分化する必要があります。
また、重複しても繰り返し、繰り返し発信することです。
一言で伝わることなどないのですから。

また、昨年から今年にかけて、VI(ビジュアルアイデンティティ)の見直しを行い、
ロゴマーク、ロゴタイプ、ショップカラー、ショップステートメントが変更になりました。
この解説も念入りにページを取ることにしました。

こういう資料を継続して見直し、活用することは
簡単そうで、実はとても大変なことです。
目の前のことに追われていると出来ません。
しかし、ここがこのお店のパワーの源のひとつになっているのです。

この資料をもとに、4月に新入社員はもちろんこと、
昨年途中入社した社員、そして1年経った社員の研修を行うとのことでした。
とくに1年経った社員の研修が大事と社長は語っていらっしゃいました。
さすがです。

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2009年03月17日(火)更新

ディファイアンス

こんにちは、「店がブランドになることを支援・プロデュースしている」
クエストリーの櫻田です。

先週の土曜日、「ディファイアンス」という映画を観ました。
この映画は第二次世界大戦中、ナチスのユダヤ人狩りから逃れ、
抵抗するために戦ったユダヤ人のビエルスキ兄弟の物語です。

実際にあったことを下書きにしており、
緊迫感あふれるサスペンスとして堪能できる一作です。
2時間16分という結構長い映画でしたが、飽きませんでしたね。

監督は「ブラッド・ダイヤモンド」「ラストサムライ」のエドワード・ズウィック。
ビエルスキ3兄弟の長男トゥヴィアを
「007/慰めの報酬」のダニエル・クレイグが演じています。

ビエルスキ兄弟がベラルーシの森へ逃げ込んだ時は、
ほんの数人でしたが、迫害から逃れてきたユダヤ人が次々と集まり、
いつしかひとつの共同体が生まれていきます。

ネタばれになるので、詳細は避けますが、
戦争映画というよりも、共同体で起こる生きるための仕組み、いざこざ、幸福、
そしてそのリーダーであるトゥヴィアの苦悩を描いています。

なかでも、ビエルスキ兄弟の次男の結婚を祝う場面と、
同時刻に行われている戦争の場面が交互に映し出されるシーンは胸が痛い。
個人的にお勧めの一作です。

ちなみに「ディファイアンス」とは、「抵抗」という意味です。

公式サイト http://www.defiance-movie.jp/

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2009年03月16日(月)更新

既知の罠

こんにちは、「店がブランドになることを支援・プロデュースしている」
クエストリーの櫻田です。

「既知の罠」という言葉があります。

売り手側(あるいは作り手側)の
“すでに知っている”“わかっている”という思い込みが、
消費者との間にギャップを生み、大きな落とし穴になることです。

消費者は売り手側が予想もしない理由で店を利用したり、
商品を購入することがあります。
売り手(作り手)のプロは、必ずしも使い手のプロとは限りません。

店は一般的に八百屋、魚屋、時計店、靴店などの業種と
専門店、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスショップなどの
業態で分類されます。

この分類に自分を当てはめていませんか?
これが曲者です。

長く商売をしているからお客様よりも詳しい、
毎日やっていることだから間違いがない、
知らず知らずのうちに、こういう思い込みに縛られてしまいます。

消費者は業種や業態で買い物を考えていません。
自分の欲しい品が、欲しい時に、欲しい条件で気持ちよく手に入るかどうかです。

「既知の罠」から抜け出すひとつの方法は、自店のカテゴリーを替えてみることです。

例えば、一般的には町の八百屋さんは野菜を対面で販売することが仕事です。
この八百屋という業種と対面販売という業態のカテゴリーを
替えてみて考えるとどうなるでしょうか。

毎日の食卓のための「野菜を使った健康料理の店」、
こういった新しいカテゴリーにおいてみると、商売のスタイルが一変します。

これまでの野菜のプロから、
野菜を使った健康料理のプロに変わらなくてはなりません。

春キャベツに詳しいことももちろん大事ですが、
例えば、春キャベツを使ったコールスローや
ベーコンと合わせたスープの提案も必要かもしれません。
(書いていたら、食べたくなりました)
春らしい食卓の演出も商品になる可能性がありあます。

料理で思い出しましたが、
ある本屋さんは高額な料理の本を売るのに、
その本に載っている料理を店頭で作ってプロモーションをしました。
全国でも指折りの料理本の販売店でした。

「既知の罠」に陥らないようにするには、
店をお客様の生活の中においたときに、
どんなものとして位置付けられるかを考え直してみることです。

このコツをつかむと、新しい店の方向性や売り方が見えてきます。
打つ手はまだまだたくさんありますよ。

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2009年03月09日(月)更新

神は細部に宿る

こんにちは、クエストリーの櫻田です。

2月26日に「身の回りにある宝物」というブログを書きました。
「地場産業ルネサンス ~もう自分で始めるしかない~」というセミナーのことです。

今日、このセミナーの討論者のお一人の高知県馬路村の村長、
上治堂司さんから手紙をいただきました。
驚いたことに、手紙は「木の団扇」に書かれていました。

馬路村からの手紙1

そういえば、セミナーでいただいた名刺は、
杉の香りと木目が美しい木の名刺でした。

馬路村名刺

馬路村といえば、いまでは全国ブランドになったユズ加工品が有名ですが、
魚梁瀬杉(やなせすぎ)に代表される良質の杉材の産地でもあります。

しかし、林業は大きな転換期を迎えています。
馬路村は、新しい林業のシステムづくりのために、
平成12年に第3セクターの株式会社エコアス馬路村を設立しました。

セミナーの当日も紹介されましたが、
杉の間伐材を使った木のバックや団扇などが商品化されています。
今回届いた団扇もそのひとつです。

神は細部に宿るという言葉があります。
ブランディングにおいては、この言葉は避けて通ることが出来ません。
ブランドの軸をブラさないためのシナリオのひとつが、
徹底的に細部にこだわり続けることです。

そこまでやるか、と思う時もありますが、
やりすぎるくらいが、ちょうどいいところに落ち着きます。
たかが、名刺一枚、手紙一通ですが、
ここにブランドへの思いが乗ってくるのだと思います。

真偽は定かではありませんが、こんなエピソードを聞いたことがあります。
あるお店で、お客様がちょっと高額のお買い物をされたそうです。
カードで支払いをし、サインをすることになりました。
お店のスタッフが差し出したペンは、ミッキーマウスのボールペンでした。
サインを書きかけたお客様の手が止まりました。
「あなた、私の買い物のサインをこのペンでさせるの」………!
このお買い物はキャンセルになったそうです。

エコアスという社名は、
「明日はきっとエコロジー、いつか生態系循環の永遠の森につながるように」
というポリシーから名付けられたそうです。
ちょっと注目のブランドです。

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2009年03月07日(土)更新

もしかしたら、戦略などいらないのかもしれない

こんにちは、クエストリーの櫻田です。

先日、久しぶりにお取引き先のあるお店を訪問しました。
お伺いするのは、実に4年ぶり(あまりほめられたことではありませんね)
現在は別の社員が担当していますが、
僕も一時期担当したことがあり、大変お世話になったお店です。

このお店は、ご夫婦お二人で運営されていたのですが、
2年前からお嬢さんが経営に参加されました。

今回の訪問の目的のひとつはこのお嬢さんにお会いすることでした。
お店とは20年以上に渡るお付き合いです。
僕が担当していた頃は、確かお嬢さんは小学校5年生。
実に20年ぶりにお会いすることになります。

オープンと同時にお店に入りますと、
お嬢さんがお店で掃除をしていました。
20年ぶりにお会いしたのですが、まったく違和感なし。
素敵な笑顔で迎えてくれました。予想通りの素敵な女性でした。

このお店の経営者であるご夫婦には、
ちょっと信じられないくらいの熱烈なファンがいます。

その中に入っていくのは、正直大変だろうなあと思っていたのですが、
お会いした瞬間にこのお嬢さんならば大丈夫と思いました。 
何よりも明るさが素晴らしい。

社長様と2時間、あれこれとお話しをさせていただきました。
創業時のこと、訪問された海外の話題、趣味のカメラのお話、
ウォーキングのこと、お父様のこと、疎開した岩手のこと………
話題は尽きませんね。実に楽しいひとときでした。

世間では、急速な景気の悪化、100年ぶりの危機、リストラ、倒産……
暗い話題でいっぱいですが、このお店に関してはまったく関係なし、
その日も、朝からお客様が途切れることがありません。

お店に行きますと、仕事柄、
どうしても繁盛の要素やブランディングのポイントを探ろうとするのですが、
このお店はテクニックや方法論を超えています。

経営戦略や顧客満足の仕組みという言葉がまったく意味をなしません。
お客様に喜んでいただく、このひとことの積み重ねです

3日のお雛祭りの日、東京は雪が降りました。
その日のことをこんな風に語ってくれました。
“雪の日に遠くからわざわざお越しいただいた方がいたんですよ。
ちょうど、お店の雛祭りの飾りを片づけていたんですが、うれしくてね、
この方に思わずそれをプレゼントしたんです。”

もしかしたら、僕たちは商売を勘違いしているのかもしれない。
充分気をつけているつもりでも、
当たり前のことをちょっと小難しい理屈や特別っぽい方法論に
置き換えて語ることがないだろうか?

誤解を恐れずにいうと、中途半端な戦略や仕組みなどはいらないのかもしれない。

ただひたすらに目の前のお客様に喜んでいただくことを考え、実行する。
このことがご商売の原点であることは、誰もがわかっているけれども、
それを一途に、愚直に実践しているところは実は極めて少ない。
しかも、それを自分たちの楽しみとしてやっているところはもっと少ない。

気持ちのなかに溜まっていたもやもやが、洗い流されたような一日でした。


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2009年03月03日(火)更新

銭湯ランナー

こんにちは、クエストリーの櫻田です。

前々回、BLUE NOTEのTシャツのことを書きました。
本来の商品の基本価値をひっくり返せば、
新しい価値を創り出すことが出来るということです。
これまでとは違う消費のカテゴリーに移すことにより、新しいニーズが生まれます。

今朝、仕事へ行く準備をしながら、めざましテレビ(フジTV)を見ていましたら、
東京の人気ランニングコースを紹介していました。
一位は一周5キロの皇居だそうです。
そういえば、お世話になっている税理士事務所の先生も走っているらしい。

そんなことを思いながら、ぼんやりとテレビを見ていたら、
番組は「銭湯ランナー」という話題に移りました。
“なに、それ?”……思わず着替えの手を止めてしまいました。
「銭湯ランナー」ってご存知ですか?

最近ランニングやジョギングをする人がとても多い。
東京マラソンとメタボが後押ししているような気がします。
会社の近くでも、お昼休みに走っている人を見かけます。
当社にも毎朝3駅間を歩いている女性メンバーがいます。

昼間だけでなく、仕事が終わってから走る人もかなり多いようです。
問題は着替えの場所と荷物の保管。
公衆トイレで着替えて、コインロッカーに預けることが多かったようですが、
やっぱり不便ですよね。

そこで、仕事帰りランナーが目をつけたのが銭湯。
銭湯で着替えて、荷物を預けて走るのだそうです。
もちろん、走り終わった後は銭湯で汗を流して帰ります。
このランナーのことを「銭湯ランナー」と呼ぶのだそうです。
とくに女性ランナーに好評だとか。

僕の周りには温泉好きが結構多い。
でも銭湯に行っているという話はあまり聞かない。
お風呂に入り、体を洗いきれいにするだけならば自宅で充分だし、
リラックスやストレス解消では温泉やスーパー銭湯にかなわない。
詳しい数字は知らないけれども、町中の銭湯って年々減っていると思う。

でも、仕事帰りのランナーによって、
また銭湯が見直されているというからおもしろい。

「仕事帰りのランニング」というライフスタイルが、
銭湯の新しい価値を創り出しています。
430円の料金は本来の銭湯とは違うカテゴリーの消費です。

そんなに次々と画期的な商品は登場しません。(必要ないのかもしれない…)
でも目の前の見慣れた商品も消費のカテゴリーを変えることによって、
新しいニーズを持った商品に生まれ変わります。
その切り口は、一時的なトレンドではなく、ライフスタイルの変化です。

やっぱりモノの研究だけではなく、それを使う人の研究が大事ですね。
売り手側から見ると、お金をいただくことは、仕事の終了ですが、
お客様側から見ると、お金を払うことは、使うことの始まりです。


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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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