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2012年07月12日(木)更新

「ブランディングクラブ」発足記念の「ブランディグセッション」を開催

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。














昨日、「ブランディングクラブ」発足記念の「ブランディグセッション」を
銀座ブロッサムにて開催しました
定員いっぱいの30名の皆様にご参加いただき、楽しい集まりとなりました。

終了後の交流会は神田の「ヴィノシティ・マジス」で開催、こちらも盛り上がりました。
「ヴィノシティ・マジス」 http://www.societe-charpente.com/magis/

ブランディグに取り組むことは、明確な答えが用意されていないので、
ワクワクするようなおもしろさと同時に常に不安が付いて回ります。

その不安を解消するにはブランディングを目指す仲間の存在が大きな支えとなります。

今回の「ブランディングセッショ」ンの開催により、
実践的なブランディングの考え方と方法を
仲間とともに学ぶネットワークづくりの第一歩が踏み出せたという思いです。

第2セッションの㈱和僑商店の葉葺社長の「古町糀製造所」のブランディングの講演では
あらためて、ブランディグには公益性が不可欠ということと
ミッションとそれを実現するための仕組みの重要性を確認しました。
「古町糀製造所」 http://www.furumachi-kouji.com/














ご参加いただいた皆様、講演を行っていただいた葉葺社長、
本当にありがとうございました。

そして会員の皆様、これからもよろしくお願いいたします。

2012年07月09日(月)更新

彼女のポケットティッシュはどうして受け取られるのか?

 「人々が幸せになるブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。
 
今日は「ひと工夫って大事だなあ」ということを書きます。




 
今朝8時半ごろのこと、JR「有楽町駅」の前を歩いていると、
一人の女性がポケットティシュを配っていました。
 
ポケットティッシュ配りっていつも見かける風景ですが、
この女性が差し出すと受け取る人が多いのです。
 
少し離れてしばらく見ていましたが、
この女性のポケットティッシュが受け取られるのにはいくつか理由がありました。
 
ひとつ目は、「おはようございます、ヤマハ音楽教室です」という声がよく通るのです。
それほど大きな声ではないのですが、さわやかでにこやかな響きです。
 
ふたつ目のポイントは「YAMAHA」というウインドブレーカーを着ているので、
声を聞かなくても「YAMAHA音楽教室」の人が配っていることがわかること。
 
そして3つ目が大事なポイントだと思うのですが、
彼女はティッシュペーパーを差し出す時に、少し膝を曲げてかがむのです。
ちょっと軽いあいさつをしている感じですね。
 
すると、前を通り過ぎようとした人がちょっと立ち止まって
自然とポケットティッシュを受け取るのです。
 
4つ目のポイントは配っている彼女が楽しそうだったことです。

意識してやっているのかどうかはわかりませんが、
ポケットティッシュを配ることひとつとっても、いろいろな工夫が必要ですね。

工夫をして、成果につながるとおもしろくなります。
 これまでの経験ですが、このおもしろさの好循環を知っている人は強いですね。
彼女がそれを知っているかどうかはわかりませんが・・・。

2012年07月05日(木)更新

「無理」と「無茶」

 「人々が幸せになるブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。
 
7年ほど前にお取引先のセミナーを企画した時に、
「京都ブライトンホテル」の取締役副総支配人の石田雅一さん
(現在はブライトンコーポレーション取締役常務執行役員)に講演をお願いしました。
 
京都ブライトンホテルのお客様満足を中心とした素晴らしいお話でした。
その中でいまでも印象に残っている言葉が「無理」と「無茶」です。

石田さんは「お客様の無理な要望には一生懸命取り組むが、無茶は断固拒否をする」と語っていました。
 
ホテルのことだけではなく、どの会社でも仕事をしていると、
「無理」と「無茶」を言われることってありますよね。うちの会社でもありますよ。

しかも要求している側がその自覚がないだけに始末が悪い。
小さな会社ですが、トップとして無過ごすことは出来ません。
 
「無理」と「無茶」、この似ているような言葉はどこが違うのでしょうか。

辞書で調べてみますと、
「むり[無理]・・・(1)道理や理由のないこと、(2)強いてすること、(3)するのが困難なこと」と書かれています。
「無理が通れば道理が引っ込む」という言葉もありますね。
 
「無茶」を調べると、「むちゃ[無茶]・・・(1)筋道が通らないこと。でたらめ。(2)程度がひどいこと。」と出てきます
無茶なことをする」という言葉は、「乱暴(非常識)なことをする」という意味ですね。
「不可能な・不自然な・過度の」という意味合いもあります。
 
僕の判断基準は、「無理」は大変かもしれないが、
「取り組むことにより、何かを学べる、新しいことが広がる」というイメージ。

しかし、「無茶」は取り組んでも結果としては
「仕事が荒れてくる、社員の気持ちが荒んでくる」イメージです。
 
当然、石田さんが講演で語っていたように、
「無理はがんばるけど、無茶は断固と拒否をする」に同感です。

それにしても業績が苦しくなると、いままでは「無理」のレベルだったのが
「無茶」に変わることってよくありますね。
よ~く、状況を見定めることですね。


※ブログの内容とは関係ありませんが、この写真は「無理」「無茶」を超えて「危険」です。


 
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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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