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2017年03月10日(金)更新

小豆と小石

今朝のFBの続きのような話しで、ちょっと思い出したのでブログに書きます。

今日も冬晴れのいい天気でした。気温も上がります。
そして同時に花粉も飛んでいました。

目が痒い、鼻水が出る、くしゃみ連発・・・このところ、スギ花粉でメロメロです。



振り返れば、春先の異変に気が付いたのは、社会人になった時のことでした。
風邪のような状態が新入社員教育を受けている時に続いたのを覚えています。

それを働くことのストレスとだと思い、
「働くということに向いていないのかも・・・」と感じました。

でも、それがスギ花粉のせいだとだったのとわかるのはずっと後のことです。



花粉症は、異物を排除しようとする身体の免疫機能が引き起こします。

この免疫機能というやつは、会社という組織にもあるように思います。

組織には暗黙のルールみたいなものがあり、
無意識のうちに組織内の異物を排除しようとします。

でもね、単なる異物はNGですが、
組織のマンネリをかき回す異物は歓迎すべきだと思います。



と言うところで、免疫機能から、思い出したのが、
随分前にある方から教えていただいた「小豆と小石」の話しです。

といっても単純な内容、お赤飯のことです。
お赤飯には入っている小豆はおいしさを引き立てます。

ところが、よく似た小石が入っていると食べることは出来ません。



その方は、組織には異質は要らないが、他質は必要と言っていました。
つまり、小豆は他質で美味しさを引き立てる、しかし小石は異質で不要なもの、

組織はどんどん他質を入れていかなければ、必ずマンネリになるということです。
そんな話しですが、組織の免疫機能から考えると、一理あると思うのです。