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2017年10月17日(火)更新

ブランディングで大事なことを決める時の判断基準

クエストリーの櫻田です。
「ブランディングで地域と中小企業の未来を輝かせる」ために、日々動いております。



今回のテーマは「ブランディングで大事なことを決める時の判断基準」です。

ブランディングは判断の連続です。それもかなり大事な判断を求められます。
実は今日も大事な判断が必要なミーティングです。



例えば「こういうことを大事にしたい、こんな会社だと思われたい」
こんなことを考える場面がたくさんあります。


このときの判断基準は何でしょうか?




僕の基準は、社内外も含めて、仕事に関わる人たちが
「いいなあ、素敵だなあ、楽しそうだなあ」と思えることです。


関わる人たちとは、縁の近い人たちから考えていきます。
社員、顧客、取引先、地域、日本、世界……
これってチェーンのようにつながっているイメージです。



さて、判断基準のことですが、概ね次のような3つの意見が出てきます。

まずは、素敵とか、楽しそうという言葉に、アレルギー反応を起こす人たちがいます。

そんな人たちからは「そんな甘っちょろいものではない、厳しいのが仕事だ」
という声が聞こえてくるのですが、本当にそうかなあと思います。


「素敵で、楽しいことって嫌ですか」と聞くと、大方の人が黙ってしまいます。


もう一つよく出てくるのが「それで儲かるの?」という声です。
確かに儲かるかどうかはすごく大事なことです。


素敵で楽しいことでも、事業として儲からなくては続きません。
だけど、これってショートカットだと思うのです。


いっしょに働く人たちが、いいなあということを判断した上で、
「儲かるか、自分たちに不都合が生じないか」が、判断基準に加わると思うのです。




もう一つの意見は、「それって理想ですね」、
もっとストレートだと「考え方はわかるけど実現は無理です」

でもこういう意見が出てくるのは歓迎です。

なぜならば、一度受け入れての意見だからです。

こういう意見は事業全体がすぐに変わるかどうかをみています。


なんでもそうですが、物事は小さなことの積み重ねです。
小さなことからならば、変えていけるのではないですか?そんな風に答えます。



3つの声を紹介しましたが、どれも大事な意見です。
むしろ、喧々諤々の話し合いこそが大事です。

これらの意見を否定したら、ブランディングは進みません。

すべてを受け入れて、それでどうするかです。



このプロセスを何度も何度も踏むことで、
ブランディングの方向性が一つに固まっていきます。


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「11月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆テーマ
 Four Hearts Cafeの17年間の取り組みから学ぶ
 
地域の資源を使って、地域にお金が落ちる仕組みづくり
      
●日 時:2017年11月15日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7F ローズ

【ゲスト講師】
 大木 貴之氏 (株式会社 LOCAL STANDARD 代表取締役)

▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー

http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx または 03-5148-2508

 

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