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2016年05月25日(水)更新

しっかりと手がかかった売場は気持ちがいい  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

先週、群馬県高崎市にある文具の専門店「Hi-NOTE」さんをお伺いしました。
高崎と伊勢崎にある同店を運営しているのは、株式会社アサヒ商会さんです。
「Hi-NOTE」→http://www.bungu.co.jp
 
今回の訪問は代表取締役社長の広瀬一成さんに、
7月に大阪のお取引先のセミナーで講演を願いしており、その打ち合わせでした。


 

広瀬社長にお会いする前と後に、店内を拝見したときに感じたのは、
一言で言うと気持ちがいいのです。

これって店の運営ですごく大事なことです。
 

まずは、整理・整頓・清掃が行き届いています。
「古い」「新しい」の問題ではなく、細かなところまで徹底されているかどうかです。
 
商品陳列も奇をてらわずに、基本通りに、
どこに何があるかがわかりやすくなっています。

念入りに売り場に手をかけているのが感じられます。
 


POPやショーカードも買い手に寄り添う内容になっていて、思わず読んでしまいます。
表現力云々ではなく、お客さまに向かう姿勢にぶれない軸を感じました。


 

事務所でも整理・整頓・清掃は徹底されていました。

棚に並べられたカタログやパンフレットがしっかりと分類され、
インデックスが付けられていたのです。
 

スタッフの方々のお客さまへの反応も機敏です。
お客さまが来店されるとすぐに明るい声で声がかかり、しっかりと目線を合わせてくれます。
 

どれも当たり前のことですが、これらがしっかりとできている店は思ったよりも少ないのです。
その気になれば、どこでもやれることなのですが……。



「うちの商売はもう難しい」「この商売は時代的に大変」「大手は中小には立ち打ちできない」
……こんな声をよく耳にします。
 
しかし、ネガティブに考える前に、「原理原則に従って、基本通りにしっかりと行うことが先決」、
そんなことを「Hi-NOTE」さんから教えていただきました。
 
まあ、やらない経営者に限って「自分の商売は難しい」と言いますがね。
でも、そんなに楽にできることってありません。やはり基本が大事です。
 

  
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┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「7月度ブランディングセッション」のご案内
 

◆テーマ
 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:高橋万太郎 様 株式会社 伝統デザイン工房 代表取締役
 
今回のセッションでは、造り手(生産者)と使い手(消費者)との距離を 縮め、
関わる人々を幸せにする「つなぎ手」としての立ち位置の作り方を学びます。

特別ゲストには、「つなぎ手」の役割を明確にすることで、
お客様・取引先との信頼関係を築き、新しい市場を切り拓いている
「職人醤油」の高橋万太郎氏をお招きします。
 

▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508