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2015年02月13日(金)更新

情報は引き出しにしまって忘れてしまおう

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
情報収集に熱心な人って結構います。

新しい店がオープンすれば足を運ぶし、いろいろなメディアにもよく目を通しています。
新しい情報や知識でいっぱい。こういう人に多いのは、評論家風なタイプかな。
 
情報を集めることは、もちろん悪いことではないけど、
集めることで満足してしまう人も少なくありません。

いくら情報を集めても、それを編集しないと宝の持ち腐れになってしまいます。
情報の量よりも編集の質が問われていますね。
 
あっちとこっちを、くっつけ、組み合わせ、こねくり回し、
練りこみ、変形させて、いままでになかった新しい価値を生み出すこと。

ちょっと乱暴な言い方かもしれないけど、これが情報編集だと思う。

もちろん誰かを幸せにする価値でなければダメだけど………。

でも、情報編集はうんうんと唸ってするものじゃあないね。

いろいろな情報を記憶の中の引き出しにしまっておく。

時々その引き出しを上下や右左に入れ替えたり、
思い切って捨ててしまったりしているうちに、これっておもしろいねってことになる。
 
ポイントは、引き出しにしまったら、一度忘れてしまうこと。

そうでなくても、よっぽど強烈の情報でなければ普通はすぐに忘れます。
僕なんか最近とくにその傾向が強いなあ。忘れてはいけないことまで、すぐに忘れてしまう。

 
忘れていた情報が新しい価値として編集されるのは、人と話しているときに多いね。

紙に向かってあれこれメモやいたずら書きをしていても出てくるけど、
話しているときのほうが圧倒的に多い。

そういう意味では、情報編集には雑談が大事ですねえ。



クエストリー:http://www.questory.co.jp