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2015年01月05日(月)更新

ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」を再読

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


明けましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

年末年始休暇は本の虫でした。久しぶりにゆっくりと本を5冊読みました。

読んだ本は、「行動観察の基本」(松波春人著)、「寄り添う力」(石井淳蔵著)、
「日本で一番しんせつな会社を作る」(根岸榮治著)、「彼女の哲学」(海老沢泰久著)

そして、「十五少年漂流記」(ジュール・ヴェルヌ著)です。


あらすじはこちらから:ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/十五少年漂流記


「十五少年漂流記」は、読みかけの本を読むつもりが、
たまたま本棚にあったのを新潮文庫を手に取ったのです。

読み始めたら2時まで止まらない。翌朝に続きを読み終わりました。

ストーリーもだけど、波多野完治さんの翻訳の素晴らしさが光る一冊です。


初めて読んだのは小学生の時、図書館から借りて読みました。
これがきっかけでヴェルヌにはまり、
「八十日間世界一周」「海底二万里」「地底旅行」などを読んだ覚えがあります。

「十五少年漂流記」は、その後も何度も読み返したけど、やっぱりおもしろい。
今回再読してこんなに長い小説だったのかと驚きました。

小学生のときに読んだのはダイジェスト版だったのではと思うほどです。


それにしても、人の記憶って実に曖昧ですねえ。中盤にこんな場面が出てきます。
15人の少年たちは無人島で暮らすにあたり、大統領を選出します。

大統領に選ばれたゴードンは毎日の生活を貫く3つの精神を決めます。
それは次のような内容です。何か現実の仕事に置き換えても通用しませんか?


①一度行おうと決めたことは、必ずやり抜くこと
②機会を失ってはならない
③疲れることを恐れるな、疲れることなしには、値打ちのある仕事は成し遂げられない



こんな場面はすっかり忘れていました。
しかも、結末が「そうだったんだあ」と初めて読んだような気持ちなりました。


ジュール・ヴェルヌの小説、もう少し読んでみるかな。


ジュール・ヴェルヌさんてこんな感じの方です。
ウィキペディア→http://ja.wikipedia.org/wiki/ジュール・ヴェルヌ





1月21日(水)に「1月度ブランディングセッション」を開催します。


クエストリー:http://www.questory.co.jp