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2014年09月19日(金)更新

やっぱり「伝道師」にならなきゃねえ

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


規模の大小は問わず、トップの仕事は常に選択の連続です。
出来れば結論を後回しにしたい時もありますよね。

僕も小さな会社の経営者ですが、正直な話、声に出すか、出さないかは別として、
社員に向かって「何度言ったらわかるんだ、どうしてこんなことがわからないんだ」
と感じることが何度もありました。

でもね、思うのは「こちらが思っていることは、実は伝わっていないんだ」ということです。
勘違いしないでくださいね。社員がダメだといっているのではないのですよ。



物事はなかなか簡単には伝わりにくいという認識のことです。
最初から伝わりにくいものだと思えば、取るべき行動ははっきりしてきます。

同じことを繰り返し、繰り返し伝えることです。
最低でも10回繰り返さなければ伝わらないということを、最初から織り込んでいるかどうかなのです。

いい意味での「ねちっこさ」が経営には必要ですね。


強いブランドには、強いリーダーシップが存在しています。
ブランドを構築し、守り、育成していくには、強烈な旗振り役が必要なのです。

まさに、経営者はブランドの伝道師(エバンジェスト)です。
ミッションの浸透は布教活動に近いものがありますね。


大事なのは、ミッションや方針が経営者や幹部の段階で止まっていないようにすることです。

実務レベルの問題まで広がってこそ本物です。
そうでなければ、机上の組み立てでしかありません。

顧客接点の場面において、社員一人ひとりが「自分は信頼されている、ここは私以外には守れない」と
感じて行動出来る組織こそが強いブランドを創り上げます。

これが実現出来たチームはすごいですよ。爆発的なパワーを発揮します。


そのためには、しつこいようですが、繰り返し、繰り返しの伝道活動が必要です。
伝道活動を通じて、社員を感化していくことです。

人を感動させるのは、人しかいません。
顧客の感動はひとつのミッションの下、熱くそれを語る社員からしか生まれないのです。



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