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2014年07月09日(水)更新

強み、弱みの前に、まずは「事実」

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。

 
自社の強みや違いを見つけることは
ブランディングのプロジェクトで大事なポイントの一つです。

ただ、実際に取り組むと、強みと弱みを比較から考えがちです。
おおむね想定するライバルとの比較からの判断です。


「弱みは強みでくるめばいい」と語る経営者もいますが、強みと弱みの区別そのものが難しい。

物事は強みと弱みの2つで成り立っているわけではなく、
強みにもなれば弱みにもなる不可分の状態が事実です。


2極思考に慣れてしまっていること自体がちょっと怖いと感じます。
 

最初から二つに分けて考える必要はありません。
強み、弱みの区別の前に、一つの事実と考えるべきです。事実を裏付けるのはお客様の声です。

 
例えば、「駐車場が広いのでいつ行っても止められるのでありがたい」
このお客様の声が事実であり、
これを強みとするか、弱みとするかは解釈のひとつにしか過ぎません。
 
大事なのは立ち位置です。
その事実をどこに置くかで、自社の強みにもなれば、弱みにもなります。

要は事実をどのように生かすかですね。



会員でなくても7,000円でオープンできますよ。


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クエストリー・ブランディングクラブ
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