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2014年07月16日(水)更新

店の終わりは、お客様の始まり

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


お客様がご来店してくださり、商品をご覧になり、気に入ったものを見つけました。
商品の特徴や機能、価格、特典をご説明すると、お買い上げいただくことになりました。

お支払いをいただき、店頭までご案内をいたします。
当然“ありがとうございました”とお声をかけてお見送りをいたします。

これでご商売は終了しました。


これがいままでのご商売の基本でした。しかし、いまこれでは売れません。

この基本の接客の流れに加えなければならないことがあるのです。

それは、お客様の目的は購入することではなく、購入した品を使うことです。

店にとっての終わりは、お客様にとっては始まりなのです。
 

お客様は買い手ですが、同時に使い手なのです。

これまでは、使い方や使う場面は、
店はあまり関心を寄せなくてもよかったのですが、そうはいかなくなりました。

なぜならば、商品そのものでの差別化が難しくなってきたからです。

売ることで終了していたご商売に、使うことのアドバイスや情報を加えなくては、
リピーターになってくれないのです。

しかも、お仕着せの情報や一方通行のアドバイスでは嫌がられるだけです。

“わかってないなあ”というお客様の本音に鈍感なお店は支持されません。

店は販売のプロかもしれませんが、お客様は使い方のプロです。

これまでの引き出しに、
使うという新たな情報が詰まった引き出しを加えなくてはならないのです。



クエストリー:http://www.questory.co.jp


クエストリー・ブランディングクラブ
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