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2014年05月09日(金)更新

「したたかな」経営と「しなやかな」経営

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

 
東京は先ほどまで、雨と風と雷の大荒れの天気でしたが、
いまは嘘のようにきれいな夕暮れ。ビールでも飲みたい気分です。


ブランディングの仕事を通じて思うことですが、
「したたかな」経営と「しなやかな」経営は似ているようですが、根本的に異なります。

人はしたたかさには、したたかさで対抗します。

しなやかさは対抗意識を無理なく受け流します。

 
 しなやかさで思い出すのは「竹」です。

竹は強い風が吹いてもしなやかに揺れて折れません。
なぜかというと、地下茎という根で隣の竹と繋がり、お互いに支えあっているからです。

 
ブランディングも同じです。竹の根っこの部分に当たるのが「ミッション」です。
ミッションが一つひとつの行動に浸透していることで、経営にしなやかさが生まれます。

 
根っこだけではなく、強い風が吹いても竹が折れないのは、
しなやかに曲がる節があるからです。

 
ブランディングで節に当たるのが仕組みです。
どこから切っても同じ価値観を作り出す仕組みが、ブランドをさらにしなやかにします。


竹の柔軟な強さは地下茎と節から、
ブランドのしなやかさは「ミッション」と「仕組み」から生まれます。




5月度ブランディングセッションを開催します。



クエストリー:http://www.questory.co.jp



クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
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