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2014年05月28日(水)更新

原稿を書くことへの恐れ、そして誠実さ

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


以前はそれほど感じなかったのですが、最近思うのは
原稿を書くということは責任があるということ。

責任は誰のためかと言うと、読者と出版社(あるいは主催者)です。
と言うと、どこか偉そうで上から目線のように感じるかもしれません。

 
個人的に書物で救われた経験が何度もあります。

芳しくなかった出張の帰りに書店で購入した一冊の本、
自分の不甲斐なさに情けなくてページを開いた本、
何気無く買ったのに強い影響を受けた一冊・・・本から学んだことは数え切れません。

 
30代に、お取引先から「コンサルタントは聖職の一つ」とやや批判的に言われたことがあります。
自分のことを指してではなかったのですが、身が引き締まると同時に、
なんとも言い難い戸惑いも感じたのも事実です。
 
聖職とは当惑する言葉ですが、少なくても誠実であろうとは思います。
もちろん、実務の中ではさまざまな予想もしないようなこともあります。
数字成果だけを求められる場面もあります。魔法の杖?のようなことも要求されます。
 

人は思っているほど長い目で物事を見れません。
すぐに答え(言い換えれば売り上げや利益)を求められることもあります。

時には契約とは異なる内容の答えを求められることも少なくありません。
まあ、こういう人に限って答えを真剣に受け止めませんが・・・。
 



少々話が脱線しましたね。原稿を書くことに話を戻します。
 
個人的なブログなどは別として、仕事を通じて原稿を書くことが度々あります。
しかも、直接、間接は別として原稿を書くことによってお金をいただいています。
 
お金をいただくからではなく、
自分自身が本や記事から大きな影響や救いを得た経験があるからこそ、
原稿に対しては、いつも恐れを持ち、内容に誠実であろうと思います。

可能な限り推敲を重ね、その時のベストを尽くそうと決めています。
 
もちろん、読み手が受け止める感覚はさまざまです。
書き手には読み手の参考になるかどうかはわかりません。

でも与えられたテーマについて、少しでも解決や答えになればという思いを、
常に忘れてはならないと肝に命じています。

 
まあ、「へえ、この程度で」と言われたら返す言葉はありませんが・・・。

でも、原稿を書くことについては、これからも常に恐れと誠実さを忘れずにいようと思います。
原稿を書くには、やはりこれが必要です。



6月24日(火)、東京・銀座で
「小さくても光り輝くブランド」セミナーを開催します。



クエストリー:http://www.questory.co.jp



クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
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