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2014年03月05日(水)更新

映画で感じる期待と結果の関係

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
映画が好きです。しかも映画館で観ることが多いのです。
大学生の頃は年間150本近く観ていたはず。2本立てで500円という時代があったんです。
 
 
ところで映画を観た後って「期待=結果」ならばまずは満足。
まあ、言うなればかもなく不可もなくってやつですね。
好みがはっきりしているのでそうそう大はずれはありませんね。
 
「期待>結果」ですと、やったね、という感じですね。
椅子からしばらく立ちたくないほど感動するときもありますね。
こんなときは心から映画っていいなあと感じます。
 
それでも、たまには「期待>結果」ときもありますよ。
がっかりだけではなく、時には損したなあと思うときさえもあります。
他の人のレビューに惹かれて観たときはこれが多いかな?
 
これは単純に映画料金との比較判断だと考えたら誤りです。
映画館へ来る時間コストも加わっていますからね。
時間や手間はお金に換算しにくいけど、間違いなくコストです。
 
 
もうおわかりだと思いますが、
期待と結果の関係は映画だけでなくビジネスや商売にも共通します。
 
そう言う意味では、期待と結果をコントロールするってすごく大事なこと。
 
期待はどこから生まれるのでしょうか。その多くは事前の情報からです。
情報を自分の経験と照らし合わせて結果を判断しているんですね。
 
映画で言えば「これはたぶん当たりだな」って具合にね。
 
 
コントロールで大事なのは対象者を明確に絞ること。
誰に向けて発信しているのかがはっきりしない情報が多すぎませんか。
数撃ちゃ当たるというのはもはや通用しませんね。
 
表現力の差もありますが、まずは正しく誠実な情報を出す姿勢が大事ですね。
過度に売りを強調したり、一部分のみを誇張すると、だまされたという気持ちになりますよね。
それどころか、怒りが増幅し、二度と利用しない・・・こうなりますね。
 
そう言う意味では、弱点やウィークポイントを隠さずに伝えることも必要ですね。
いまの消費者は眼が肥えていますよ。裏に隠れたマイナス情報をしっかりと見抜きます。
 
お客様をゆめゆめ侮るなかれです。そうでないと痛い眼にあいますよ。
 
 
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テーマは「立ち位置の明確化」です。
 
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