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2014年03月19日(水)更新

​「選ばれる理由」で気付いたこと

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

 
「誰を、何を通じて、どのように幸せにするのか」
これを明確にすることが「選ばれる理由」につながります。
それを昇華させたものがコンセプトです。
 

多くの経営者がコンセプトの実現でつまずくのが、
このプロセスを仕組みにできないところにあります。
 
実現の仕組みはシンプルです。
コンセプトに基づいて「認知」「関心」「信頼」「愛着」
最終的には「絆」の関係を築くことです。
 
このプロセスはファンを生み出すシナリオです。
熱烈なファンは強力なサポーターとなり、店の業績を安定化させます。
 

でも、先日「COSUCOJI」代表の小杉さんと話していて気づいたことがあります。
それは「誰を、何を通じて、どのように幸せにするのか」から
「何を通じて」を一度脇に置くことです。
 
「何を通じて」とは要は商品やサービスのことです。
見えることだし、よくわかっていることなので存在感があります。

でもわかっていることが実現の邪魔をします。
 

わかっていることは、過去の経験(とくに成功体験)が出っ張ってきます。
思考の道筋が極端に狭くなり、よく言うところの「既知の罠」にはまりやすくなるのです。
 
「誰を、どのように幸せにするのか」
まずはこのことをとことん突き詰めることが大事です。

突き詰めると視野が広くなり、「何を通じて」ということが自ずと見えてきます。
 

「誰を、どのように幸せにするのか」
この先にあるのが消費者や顧客がお金を払って手に入れたい「何を通じて」です。

こう考えると、可能性は単一ではなく無限です。
 
 

クエストリー:http://www.questory.co.jp



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