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2014年02月14日(金)更新

「かたよらない、こだわらない、とらわれない」

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
奈良の薬師寺の管主だった高田好胤さんが「空の心の本質」についてこんなことを語っています。



すごく大事なことだと思うのですが、これが奥深く、生半可では理解できません。
頭ではわかっても、身体でわかっているかといわれると・・・?。
 
「かたよらない心、こだわらない心、とらわれない心、
ひろく ひろく もっとひろく これが般若心経 空の心なり」


これってブランディングにも共通することだと思うのです。

 
ブランディングとは「こだわること」とイコールだと思っている人が結構多い。
ところが、こだわると自分のやっていることが特別だと錯覚し始めます。
それが行き過ぎると特別が「特殊」になります。こうなると始末が悪い。
 
どうなるかというと、自分だけが正しいと思い込み始めます。
ブランドとして認めるのは発信側ではなく、受信側です。

ここを勘違いすると不細工なブランドもどきになって行きます。
お客様が「おえっ」ってなっているのに気がつかない。

 
特別な業界だから、特別な仕事だから・・・はっきり言ってどこがと思ってしまいます。
所詮人がやることに特別なものはありません。
自分たちだけの既得権や特権意識を満たしたいがための言葉だと感じてしまうのです。

 
高田好胤さんのいう空の本質はまだ理解できないところがたくさんありますが、
「かたよらない」「こだわらない」「とらわれない」
そして「ひろく、ひろく、もっとひろく」

これってすうっと腑に落ちてきます。まだまだ勉強ですわ。


クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ:http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
 
 
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