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2013年07月26日(金)更新

「7月度ブランディングセッション」を開催しました

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。


ここしばらくスケジュールがいっぱいで、ブログの更新をしませんでした。
と言うことで久しぶりの更新です。

今週の24日(水)はクエストリーブランディングクラブの
「7月度ブランディングセッション」でした。

下記の画像はセッション終了後の交流会の集合写真。
皆さんが持っている似顔絵は
似顔絵画家の村岡ケンイチさん(後列右から3番目)に描いていただいたものです。





今回のセッションのテーマは「小さな会社のソーシャル活動を考える」
ゲスト講師は尊敬する久米信行さん(久米繊維工業株式会社 取締役会長)。

久米さんのお話しはいろいろと考えさせられ、いつも学ぶところがたくさんあります。
今回もソーシャルという言葉を通して、働く楽しさや幸せとは何かを感じました。

「ソーシャル活動、即ブランディング、即マーケティングの秘策がある」
この言葉から始まった久米さんの講演、目から鱗でした。

「中小企業をソーシャル化する7つのステップ」を具体的にご説明していただいたのですが、

キーワードは「社長が動けばみんながついてくる」。

ちなみに7つのステップとは次の通りです。
1、経営理念と合ったソーシャル活動のテーマを選ぼう。
2、そのテーマに合ったNPO法人とキーパーソンをを探そう。
3、社長と社員で達人を訪ねて、まずは活動に参加しよう。
4、活動を手伝いながら、本業で役立てることを探そう。
5、NPOとの協業を、ソーシャルメディアで逐次発信しよう。
6、未来の社長候補は、各自の探求テーマの第一人者に。
7、経営者はブリッジパーソン、新たな価値を創出しよう。

いかがですか、しびれますねえ。




久米さんの講演を聞いていて、思い出したのは日本語の「働く」という言葉。
本来「働」には「傍」を「楽」にするという意味だそうです。

ここでいう「傍」とは誰のことでしょうか。

利益をもたらしてくれるお客様、共に働く仲間と答える方が多いと思います。
視野を広げれば、外注先や仕入れ先も「傍」です。
もちろん、株主も大事な「傍」のひとつですね。

さらに「傍」のひとつに「社会」を加えたらどうなるでしょうか。

商売やビジネスを通じてお客様に喜びを提供する。
その結果として利益が生まれる。

そして同時に、社会がよくなるという「働きの好循環」です。

単にお金儲けだけではなく、世の中がよくなることを願って取り組むのが仕事、
そんなことを感じた「7月度ブランディングセッション」でした。