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2013年02月13日(水)更新

相手との間に橋を架ける。

 「人々が幸せになるブランド」をプロデューするクエストリーの櫻田です。
 
火曜日から福井に出張中です。思ったよりも雪は少ないですね。
何度も降ってはいるようですが、ひどく積もりほどの雪になるほどではないようです。

大野のお取引先も今年はまだ屋根の雪下ろしをしていないといっていました。
 

さて、今日のお取引先のミーティングでは次のようなことを話しました。


店はお客様がいなければ成り立ちません。

どうしたらお客様をつくることが出来るのか?
これって商売をする人にとっての常に最大の課題ですね。
 
しかし、残念ながら特効薬はありません。いま目の前にお客様に全力を尽くすしかありません。

全力を尽くすということは、お客様と対話を繰り返し、最適な提案をすることです。
 
最適な提案とは何でしょうか?

それはお客様が自分のことと思ってくれることです。
どんなにいい品でも、お客様が自分とは関係ないことと思っている限りは売れません。
 
自分のことと思ってもらうには情報が必要です。

情報があるといい関係を作ることが出来ます。

いい関係がつくれると提案に耳を傾けてもらうことが出来ますね。
 

例えば、同じ出身地ならば一気に距離感が縮まります。
趣味や関心事が同じだと話は盛り上がります。

お客様との関係づくりが上手な人は、共通項を見つける名人ですね。


誤解を恐れずにいえば一種の恋愛関係と同じです。

片思いから両思いになるには、一方的に好きですといってもうまくいきません。
まずは相手の好きなことを知らなければ難しい。
 
「へえ、私と同じだ、いっしょのことを考えている人がいるんだ」
と思ってもらうことが関係づくりの第一歩です。

ものを売るということはここから始まります。
 
もちろん商品やサービスの魅力や価値は大事ですが、
それを提案するあなたに魅力がなければものは売れません。


魅力というと難しく感じるかもしれませんが、要は共通点です。
 
別な言い方をすると、相手と自分の間に橋を架けることです。
橋が架からなければ気持ちを通い合わせることは出来ません。
 
高い満足を感じたお客様は再来店につながるだけでなく、
口コミで店のよさを伝えてくれます。

言い方を変えれば伝道師になるわけです。熱心な布教活動をしてくれます。
 
その反対に不満や不信を思えたお客様は、その度合いが大きければ、大きいほどテロリストになります。

つまり店の悪い評判を周囲に言いふらすのです。


テロリストではなく、伝道師を増やしましょう。
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