大きくする 標準 小さくする

2013年12月03日(火)更新

成果を生み出すシンプルなステップを基本通りに

「小さくても光り輝くブランド」を支援しているクエストリーの櫻田です。


お手伝いをさせていただいているお店や会社の業績の報告を聞くたびに、
いたずらに、売り上げや利益に一喜一憂するのではなく、
まずは事実をきちんと整理することの大事さを実感します。

すべてが悪いわけではなく、さほどでもない部門もあれば、本当にひどいところもあります。
多くは全体の数字だけを見て、業績不振という判断をしています。


具体的な対策を立てる前に、一つひとつていねいに分解する必要があります。
「何が出来ていて、何がうまくいっていないか」をきちんと把握することです。

これをしないまま、対策を立てても焦点が絞られずに徒労に終わることが少なくありません。
結果的に社内にはあきらめムードが広がります。


ちょっと乱暴な見方かもしれませんが、有効な対策の多くは新しいことではありません。
むしろ基本の徹底と見直しに尽きることが少なくありません。

確かに景気や外的要因に左右されることも少なくありません。
しかし、低迷や不振の原因の多くは内部に潜んでいます。

それはいい換えれば、基本の軸がずれているのです。



まずは成果を生むシンプルなステップを基本どおり踏むことです。
どんなに小さな成果でも、それが生まれれば人は明るく前向きなれます。

出来ない理由を考えると悩みはつきません。

出来ない理由は、結構自分でもわかっているだけに、出来ない自分が情けなくなります。
それが重なると社風はどんどん暗くなります。


ないものを数えると、どうしても他との比較になります。

すべての悩みは比較から始まるといっても過言ではありません。
いま出来ること、いまあるものこそ、基本の実践ではないかと思います。



かつて「小さな努力で大きな成果」が当たり前の時代がありました。

小さなことをコツコツと積み上げることが、
どこか馬鹿らしいという雰囲気さえありました。

しかし、本当の経営とは・・・

「大きな努力で小さな効果を上げながら、
それを大きな成果に育てる工夫を重ねること」だと信じています。


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