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2012年04月09日(月)更新

「ブランディングセッションin山梨」を、5月17日(木)に開催します。

なぜ「ブランディング」なのか? なぜ「山梨」なのか?


■ 大きく変化した中小企業の経営環境

㈱クエストリーの代表である私は、1955 年に南アルプス市(旧中巨摩郡)で生まれました。
東京での大学生活を終えた後、マーケティング&SP の会社に22 年間勤務。
2001 年に退社をし、㈱クエストリーを創業しました。今年で丸10 年目を迎えます。

この10 年間で中小企業を取り巻く環境は激変しました。
失われた10 年と呼ばれたバブル崩壊後の構造的な不況、
世界がひとつにつながったグローバルな競争社会、リーマンショックによる世界金融危機、
そして3.11 の東日本大震災、原発事故、超円高………。
 

振り返りますと、中小企業にとってこの10 年間は経済的な打撃もさることながら、
経営に対する考え方を根本から大きく変えざるを得ない事実を次々とつきつけられたのです。
もはや他と同じことをやって、みんなで伸びられる「同質化経営」の時代ではありません。



■ 中小企業こそが日本経済の屋台骨です

同質化経営の行く付く先は“価格と量とスピード”の不毛な競い合いであり、
資本力に勝る大手が圧倒的に有利です。
しかも、競争相手は地元や国内だけではなく世界へと広がっています。
中小企業が絶対に選んではいけない経営のシナリオが同質化競争なのです。
 

全国には約430 万社の中小企業があります。
その数は日本の企業数の99.7%であり、雇用の約7 割を占めます。
中小企業こそが日本経済の屋台骨であり、
その中小企業が元気でなければ日本の行き先は暗澹とした状況しか描けません。
もちろん、山梨県もまた同様です。


私たちが一貫して問い続けてきたのは「中小企業のブランディング」です。
「ブランディング」は一時的なノウハウや対策ではありません。
非常に多様な要素を一つひとつ結合し、多くの人を巻き込みながら、
目指すべきミッションを象徴的に表現する経営のあり方です。


■ 中小企業を光輝かせるのは「ブランディグ」

これからの中小企業の経営に求められるのは、自社の持っている独自の価値を発見、創造し、
“ 人々が幸せになる”ために、その価値を最大限に生かす「ブランディング」です。
これは私たちが携わってきた数々の先進的な中小企業の成功事例が教えてくれる事実です。


「 ブランディング」が本来そうであるように、
多種多様なモノ、技、人、場所などの組み合わせから、時代を切り開く新しい兆しや動きが生まれます。
それを後押しするもののひとつが「 ソーシャルメディア」です。
これは中小企業にとって強い味方となるツールです。


今回の「ブランディングセッションin 山梨」は、久米繊維工業の代表取締役、久米信行氏を迎え、
「 ソーシャルメディアがブランドコミュニティをつくる」と題して開催します。
この機会が、山梨の中小企業が元気になるひとつのきっかけとなればと願わずにはいられません。


ぜひ、ご参加をご検討ください。


「ブランディングセッションin山梨」
■日 時:5月17日(木) PM14:00~17:30
■会 場:甲府商工会議所・会議室201
■参加料:5,000円(税込)

 ●詳細は → http://www.questory.co.jp/