大きくする 標準 小さくする

2011年05月03日(火)更新

ブランディングとソーシャルメディアの関係

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。



























弊社ではブランドのことを「記憶のスタンプ」と呼んでいます。
当たり前のことですが、「うちの会社(商品)はブランドだ」と声高に叫んでも、
顧客がそう思ってくれなければ、ブランドとは言えません。
 
そう、ブランドは顧客の記憶の中にあるのです。その言葉を聞くと、
その名を思い出すと、心がワクワクしてくる………これがブランドです。
だから、顧客の記憶の中に、いい印象のスタンプを数多く、しかも強く押すことが大事なのですね。
 
問題は「記憶のスタンプの押し方」です。「記憶のスタンプ」が増えると、
ブランドのファンとなり、結果として継続的な消費が生まれます。
一般的にはこれがマーケティングと言うことになるわけですが、
どうもこのマーケティングが大きく変化してきています。
 
かつてはマスメディアを使った広告戦略が「記憶のスタンプ」を押す有効な手立てでした。
もっとも、このマスメディアを使った広告戦略は、潤沢に資金を使える大手企業のものであり、
中小企業はやりたくてもやれなかったのが現実でした。
 
しかし、いま消費者の来店や購買の決定要因は広告だけではなくなっています。
押しつけの広告を嫌い、クチコミを決定要因にする消費者が増えているのです。
しかも友人や知り合いのクチコミだけではなく、インターネット上の評判やレビューを参考にしています。
 
ブランドマーケティングの基本は、「認知→関心→検討→信頼→共感」の5つのステップですが、
そのプロセスに、Twitter、FaceBook、YouTube、USTREAMなどの「ソーシャルメディア」が
重要なポジションを占めるようになってきたのです。
 
低コストで、頻度多く、手軽に使える「ソーシャルメディア」は、個人が自由に使えるインターネットツールです。
中小企業がこれを使わない手はありません。
そうなのですが、実際にはうまく使いこなしている中小企業はとても少ない。
 
ブランディングにソーシャルメディアが大事って聞くけど、
「何のことかわからない」「ちょっと難しそう」「めんどうくさそう」、そんな声をよく耳にします。
そこで、中小企業のブランディングとソーシャルメディアの関係をひも解く勉強会を開催することにしました。
 もしよろしければちょっと「記憶のスタンプ」を押しておいてくださいね。
 
■クエストリー・ブランディング・セッション
●テーマ:ソーシャルメディアを活用し、ブランドコミュニティをつくる 
●期 日:6月22日(水)PM13:30~16:45(受付13:00~)
●会 場:Caspa銀座8F・Room8C(東京都中央区銀座)
●ゲスト:久米信行氏(久米繊維工業株式会社 代表取締役)

※詳細はこちらから http://www.questory.co.jp/