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2011年11月11日(金)更新

モノ作りの現場に足を運ぶと言うおもしろさ

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。 

先週の土日に「山梨ワインツーリズム2012」に参加をしました。
これは山梨のワイナリーを巡り、作り手と触れ合いながらワインを味わうイベント。
さらに、そのワインが作られた土地を自分の足で歩きながら、
その土地ならではの食や文化を体験するというものです。
 















初参加でしたが、2日間で14のワイナリーを巡り、
おいしいワインを試飲(いや本気で飲んで)して、醸造家の熱い話を聞いてきました。
僕自身も山梨出身ですが、“山梨には、こんなにすごい宝物が眠っていたのかと言う思いでした。”
(山梨だけではありませんよ。)
 
商品に圧倒的な差がなくなっているいま、商品に新しい価値を付加して提供しなくてはお客様の心は動きません。
その価値の付け方が、店の独自性であり、その店ならではの魅力なのです。
そのひとつの手掛かりが「創り手」の情報。これが圧倒的に不足しています。
 
“商売はそんなに甘いものじゃないよ、それで売れれば世話はないよ”
でも、実際の販売の場面で、商品が作られた背景や作り手の思いがどれだけ語られているでしょうか?
商品の表面的な説明と価格のみで終始しているケースが本当に多いのです。
 
売れないと悩むよりも「創り手のもとを訪ねること」の方がはるかに具体的な解決策を発見出来ます。
そして「商品の背景にあるストーリーや思いを手に入れること」、
それを「プロの目で整理してわかりやすく語ること」
この3点に不振脱却のヒントがあるのではないでしょうか。