大きくする 標準 小さくする

2011年10月21日(金)更新

変化を作り出していく側に回る

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。

つくづく本当に変化の時代だと思います。
変化とは、いままで通用したものが通用しなくなるということ。

しかし、これだけ変化が早いと、変化を読むことなんて出来ませんね。
変化したなあと思うのは、結果を見てからのこと、この時点ではすでに遅れています。

どうせ読み切れないのであれば、変化の後追いをするのではなく、
変化を創り出していく方に回りましょう。

変化とは動いた結果からわかること。
いままでとは違うことをやってみなければわかりません。
いいか、悪いかは、やった結果から判断するしかないのです。

今日の解が、明日も通用するという保証がまったくない時代です。
ならば、確証などなくても変えてみることの方がはるかに大事です。

やってみなければわかりません。やってみてダメだったら、
違う方向に向かえばいいだけのことですから。

ブランディングのプロセスでは
“ウチには向いていない、無理!”という言葉をよく聞きます。

この言葉を聞くと、“この程度の取り組みで無理かどうかどうしてわかるんだろう。
とことんやってから言って欲しい”、本当にそう思えてなりません。

向いていないとか、無理と言う言葉の裏側にあるのは、しんどくてやりたくないということ。
こういう方に限って、“昔の方がよかったとか、これまでのやり方がいい”といいます。
なんとかしたくて、新しいことに取り組んでいるにもかかわらずです。

成功なんちゃらのセミナーや本には、簡単にうまくいきそうな話がごろごろしています。
ただし、万人向きのものはありませんよ。

苦しくても、大変でも、自分流のやり方を作っていくしかないのです。
そのためには、やってみなければ、わからないのです。

大きな変化でなくてもいいと思います。小さな変化を次々と起こしましょう。
変化を起こすためには動くこと。

淀んだ水は必ず腐るように、じっとしていても状況は変わりません。
現場に足を運び、元気のいい現実を注視し、消費者起点で考えることです。