大きくする 標準 小さくする

2009年07月16日(木)更新

第4回ショップブランディング実践塾が終了しました

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

昨日、第4回ショップブランディング実践塾を開催いたしました。
今回のテーマは「体験型DMでお客様が集まる」。

第4回実践塾
 今回の実践塾の参加者の皆さんです

小売店のお手伝いをしていると、価格を下げないと売れないというムードが強いのですが、
中小の専門店が中途半端にこれに手を出しても、望む成果は生まれません。
一時的に売れても、圧倒的な資本力には勝てません。

多くの店が、加価値の高いご商売をしたいと思っているのですが、
具体的な対策を見つけられずにいます。
高付加価値のご商売のキーワードがは「体験」なのですが、これがなかなか難しい。

いまや機能や便益、品質がいいのはもはや当たり前、不備があれば絶対に買いません。
求められているのは、感情を揺さぶり、気持ちをときめかせ、心を刺激するものです。
それを創り出すのが、「体験」です。

どこの、どんな体験なのか、ここを実践塾ではきちんと整理をしてご説明いたしました。
ただ、販売現場の人は、商品と売りを中心にして物事を考える習慣が出来上がっています。
ステージを変えないと「体験」は見えてこないのです。

ステージを変えるためには、メーカーではなく「創り手」、
小売店ではなく「助け手」、消費者ではなく「使い手」という視点が必要です。
各々をていねいに見ると、様々な体験を発見することが出来ます。

実践塾では、ジュエリーデザイナーの関戸和代さんをお招きし、
創り手の体験を取材し、体験型DMを作るというワークタイムを行いました。
誰に向けて発信するDMなのかによって取材の内容が変わってきます。
個別にDMの対象者を決めていただいたのですが、
それぞれ個性的な内容となり、興味深かったです。

いつも感じることですが、小売りの現場の方はスゴイ感性と情報を持っています。
残念ながら、それを編集して、発信する技をご存じないだけなのです。
でも、実践塾の参加者の皆さんは、回を追うごとに技を身に着けており、
今回のワークタイムも素晴らしい内容でした。

次の第5回実践塾は、9月16日(水)、テーマは「手書きハガキで店のファンを作る」です。
ご参加をお待ちしております。


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