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2009年05月07日(木)更新

店舗リニューアルミーティング

「店がブランドになること」を支援、プロデュースしている
クエストリーの櫻田です。

3月後半から、山梨県のある宝石・メガネ・時計・バッグの専門店の
店舗改装のプロジェクトに取り組んでいます。

弊社が店舗改装のプロジェクトに取り組む際は、
単にハードのリニューアルだけでなく、
お店のコンセプトやお客様との関係づくりのシナリオづくり等の
見直しをお勧めしております。
その先に店舗や売り場の改装があるという形がほとんどです。

これまでも店舗改装のプロジェクトに数多く取り組んできましたが、
いつも感じるのは、店舗のリニューアルの賞味期限は3ヶ月だということです。

お店の方々は1年くらい新しさを感じているのですが、
残念ながらお客様側から見ますと、3ヶ月しますとすっかりとなじんでしまい、
その価値は当たり前になってしまいます。

だからこそ、見えないところのテコ入れをお願いしています。

今回のご相談では、店舗改装オープンまでの期間が短かったので、
1か月半でもろもろの見直しを行うことになりました。
社長様をはじめ、幹部の方々の問題意識が高いので、
短期間ではありますが、相当中身の濃いプロジェクトが進行しております。

4月末で閉店セールが終了し、5月から改装工事が始まりました。
その期間を利用して、昨日は全社員ミーティングを
午後1時半から6時まで開催いたしました。



 改装中の店内でのミーティング
 皆さん熱心に課題に取り組んでくれました。
 ご商売をしていると、
 こういう時間はとれるようでいて
 なかなかとれません。


ミーティングで前半で確認したことは、
店舗改装ではなく、経営革新への取り組みであること、
その中身は何かということ、ショップコンセプトの見直しをしたこと、
そしてコンセプトの発表でした。

後半は、お客様のこれまでの購買行動の事実、
それを新しいショップコンセプトに基づき変えていくとしたらどうなるのか
ということを、全員でワーク形式で考えました。

どこのお店でも感じることですが、
お客様の購買行動を事実に基づき、一つひとつ確認をしていきますと、
お店都合で成り立っている部分が見えてきます。

お店の方々はご自分の店の仕事には熱心なのですが、
お客様の立場での熱心さではないことがあります。

でも視点を変えると、どうしたらお客様に喜んでいただけるということを
ご自分で発見出来る瞬間があります。

この瞬間がミーティングの醍醐味のひとつです。
昨日もすごいアイデアや気づきがたくさん出ました。
やっぱり人は、誰かに喜ばれることをするのが
好きなように出来ているのだと思います。

このお店のリニューアルオープンは今月の14日(木)、
今週の10日は売場の陳列・演出のコンサルティングで、
弊社のクリエイティブディレクターの金田といっしょに再度お店を訪問します。

いい形で新しいお店がスタートが出来ることを願って、
精一杯のお手伝いをしたいと思います。

 

 店内では職人さんが黙々と
 改装工事を進めていました。
 いい仕事をお願いします。



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